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赤の他人とは、
- 全くの別人。微塵も関係ない人。
- サマリ氏による初音ミクオリジナル曲。
- 手塚治虫のマンガ。
である。ここでは1と3について記載する。
1の概要
明確に関係がない人。
「赤」は名詞の上に付くことで「全くの」、「明らかに」などの強調の意味を持つためそこから、全く面識がない人物のことを「赤の他人」と言うようになった。
赤の他人の語源に仏前に供える浄水「閼伽（あか）」、「阿伽（あか）」を挙げる人もいる。浄水=水=水のように冷たいという連想から「全く縁のない他人」といった意味に転じたという説であるが半ば強引なため俗説に過ぎない。
3の概要
一見するとトゥルーマン・ショー妄想にでも憑りつかれたかのような中学生を主人公に、その世界の心理を暴こうとする短編漫画。
元ネタは1959年にフィリップ・K・ディックが書いた『時は乱れて』らしい。
『SFファンシーフリー』や『手塚治虫名作集(17)』などの短編集に収録されている。
あらすじ
主人公・小林アキラは映画館のトイレから戻った際、まるで別人のような両親を目撃しその不穏な会話を聞き取ってしまう。
それからというもの、周囲のものが途端にインチキに思え、自分の一生は劇のように筋書きが出来ていて、どこかで観客が見守っているんじゃないか?という考えに至り、自分の人生を操っている連中へ抵抗を試みる。
「とにかくはっきりわかってることは、あいつらが“赤の他人”だってことだ」
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関連項目
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