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飯田優也(いいだ ゆうや、1990年11月27日-)とは、兵庫県出身の元プロ野球選手(投手)である。
元プロ野球選手で、福岡ソフトバンクホークスのブルペン捕手をしていた飯田一弥は実兄。
概要
OB | |
---|---|
飯田優也 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 兵庫県神戸市 |
生年月日 | 1990年11月27日 |
身長 体重 |
185cm 80kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 左投左打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 2012年育成ドラフト3位 |
引退 | 2021年 |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
神戸弘陵高校時代は控え投手で、目立った実績はなく、甲子園出場経験もなし。
北海道にある東京農業大学生産学部に進んでから頭角を現し、3年時には大学選手権に出場したが、2試合に投げてどちらも打ち込まれた。リーグ通算10勝。
2012年のドラフト会議で、兄の飯田一弥が前年育成7位で指名された福岡ソフトバンクホークスに育成3位で指名され、育成選手として入団。背番号131。
ソフトバンク時代
2013年(1年目)から三軍を卒業、二軍でも好成績を残す。7月には支配下登録期限ギリギリで支配下昇格の話も出たが、最終試験となった登板で結果を出せず見送られる。とはいえフレッシュオールスターに出場、オフにはプエルトリコのウィンターリーグに派遣と首脳陣からも高い期待を寄せられた。
2014年は二軍で7勝0敗、防御率1.58という抜群の成績を残して5月に支配下選手登録を勝ち取った。背番号は42。6月11日の中日ドラゴンズ戦で、中継ぎで一軍初登板。15日の横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初先発、6回途中2失点も敗戦投手となる。その後も援護がなかったり中継ぎに勝ちを消されたりが続いたが、5度目の先発となった7月30日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で6回無失点に抑えプロ初勝利を挙げた。最終的に12試合に登板、2勝5敗と勝ち星には恵まれなかったが、防御率3.24の数字を残す。
2015年は中継ぎとして開幕一軍入り。しかしピリッとしない投球が続き5月に二軍落ち。7月末に一軍復帰すると、その後は安定した投球を見せ、森福允彦や嘉弥真新也の不調で手薄になった左の中継ぎとして後半戦のブルペンを支えた。35試合に登板、0勝1敗4ホールド、防御率3.48。
2016年は50試合登板を目標に掲げ開幕一軍入り。森福允彦がワンポイントで復活したこともあり、主にロングリリーフを務めた。しかし7月以降は一軍と二軍の往復になり、最終的には防御率3.29という数字にまとめたが、登板数は前年より減って30試合に終わった。
2017年はFA移籍した森福の後釜の地位を嘉弥真新也と争ったが敗れ、19試合の登板に留まる。
2018年は7月まで二軍暮らしが長く、1試合の登板に留まっていた。
阪神時代
2018年7月26日に松田遼馬とのトレードで阪神タイガースに移籍することが発表された。背番号は56。
阪神での2018年は、8月26日の巨人戦で4年ぶりに先発として起用されたが、3回4失点でKOされ、この1試合の登板のみに終わった。
2019年は開幕一軍入りしたものの1試合投げただけで二軍落ち。7月に一軍復帰して3年ぶりの白星を挙げたが、3試合で防御率10.80という成績に終わった。
オリックス時代
2020年8月28日、小林慶祐との交換トレードでオリックス・バファローズに移籍。背番号39。
移籍後は9月1日にすぐ一軍登録され、2試合目の登板で移籍後初勝利を挙げたが、その後は2試合続けて大炎上して二軍落ち。4試合の登板で防御率15.75と3年連続の防御率10点台オーバーに終わった。
2021年は二軍で防御率2点台だったものの、27回1/3で19四球では一軍昇格の機会はなく、オフに戦力外通告を受ける。本人のSNS等のプロフィールが「元プロ野球選手」となっているので、そのまま現役引退した模様。
プレースタイル
最速148km/hの直球とスライダー・フォークが武器のスリークォーター左腕。
成績
年度別投手成績
年度 | 球団 | 登板 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014年 | ソフトバンク | 12 | 11 | 0 | 0 | 2 | 5 | 0 | 0 | .286 | 58.1 | 29 | 59 | 23 | 21 | 3.24 |
2015年 | 35 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | .000 | 41.1 | 22 | 44 | 16 | 16 | 3.48 | |
2016年 | 30 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | 1.000 | 41.0 | 14 | 35 | 15 | 15 | 3.29 | |
2017年 | 19 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | .--- | 22.1 | 15 | 17 | 6 | 6 | 2.42 | |
2018年 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | 0.1 | 1 | 0 | 2 | 2 | 54.00 | |
阪神 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | 3.0 | 2 | 3 | 4 | 4 | 12.00 | |
18年計 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | 3.1 | 3 | 3 | 6 | 6 | 16.20 | |
2019年 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 3.1 | 5 | 6 | 4 | 4 | 10.80 | |
2020年 | オリックス | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 4.0 | 1 | 5 | 7 | 7 | 15.75 |
NPB:7年 | 105 | 12 | 0 | 0 | 5 | 6 | 0 | 10 | .455 | 173.2 | 89 | 169 | 77 | 75 | 3.89 |
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関連コミュニティ
関連項目
- プロ野球選手一覧
- 2012年度新人選手選択会議
- 育成選手
- 福岡ソフトバンクホークス
- 阪神タイガース
- オリックス・バファローズ
- 小斉祐輔 - 東農大生産学部の先輩
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