エリス 単語

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エリス

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エリス(Ἔρις / Erisとは、ギリシア神話に登場する女神
ローマ神話におけるディスコルディアに相当する。

転じて、女性名にも使われる。

概要

争いと不和女神。軍アレース、もしくは女神ニュクスとされる。
衣をまとい、を持つ有の女として描かれる。戦場では血まみれのを携え、口から炎を吹いている。普段は小柄だが戦争しくなるにつれその体は大きくなり、遂にはをつくほどの巨体となって戦場を支配するという。
多くの災厄のであり、労苦のポノス、飢餓の女神リーモス、不法の女神デュスノミアーなど、単身で様々なを産んだ。

ヘシオドスの『統記』ではニュクスとされ、教訓仕事と日々』では末な諍いから国家間の戦争に至るまで、ありとあらゆる不和をもたらす。その一方、競争によって切磋磨する「闘争心」もる為、一概に悪ではないという。

ホメーロスの『イーリアス』ではアレース
『キュプリア』では前日譚が描かれており、英雄ペーレウス女神テティスの婚礼に際し、エリスは々の中でただ一柱招かれる事がなかった。
怒った彼女は宴の席に「最も美しい女神へ贈る」と書かれた黄金林檎を投げ入れた。林檎の所有権をめてヘラアテナ、アプロディーテーが争いを起こし、その裁定を委ねられた飼い(実はトロイアの王子パリスの許を訪れ、これがトロイ戦争の原因となった。(パリス審判
トロイアについたアレースアカイア(ギリシア連合軍)についたアテナの間でしい戦いが起き、ここにエリスは兄弟であるデイモス恐怖)とポポス(敗走)と共に参戦。両軍の兵士に敵意を吹き込み、流血と殺戮をおおいに喜んだ。

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最終更新:2024/05/29(水) 13:00

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