とことわのセカイ単語

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「とことわのセカイ」とは、投稿者「河原の者氏」がシリーズで投稿している旅動画である。

概要

　最初は結月ゆかりとうp主が、うp主の住む鹿児島近辺を巡るゆるい旅動画だった。主に神社や

遺構、廃墟を巡る旅だった。しかし、この動画には「旅動画」というメインの筋を見せる一方で

の物語。

以下ネタバレ↓

　この動画での結月ゆかりは「幸せの時が終わるのを恐れて自ら命を断ってしまった」いわゆる

幽霊に近い存在。そもそも「とことわ」とは「常」と書き、タイトルの常の世界とは常世。つまり

「あの世」である。

だが、少女ゆかりは願ってたあの世、つまり「常の世界」には行けず、常と現（うつつ）の間の

「誰そ彼（黄昏）の世界」に来てしまう。常の世にも行けず現の世にも戻れず、一人夕日を眺める

日々。だが転機は訪れた。ある青年が誰そ彼の世界で旅をしてた。自分の最期にふさわしい景色を

求めて…。その青年こそうp主こと「ぬしサマ」だ。

　実はぬしサマは「最期を迎える場所」を探してた旅人だった。故に遺構や廃墟が多いのは

「いずれ消えゆく景色＝常に逝く景色」であるからだ。

　少女は何かを感じたのか彼についていく。「きっと私を常の世に連れて行ってくれる」と信じて。

しかし、彼と旅をするうちに彼女にも心情の変化が徐々に見えてくる・・・・・・。

　

２人の静かで穏やかな道中。その先に待っているのは何か？そして、２人は何を見るのだろう。

　

　

11/19日、２期最終回を迎えた。

そしてゆかりさんとぬしサマは・・・

　

以下ネタバレ↓

　この二人はゆかりさんが生前は恋人同士だった。

しかし先述した様にゆかりさんは幸せが終わることを恐れて「自死」という最悪の手段を取ってしまった。

某年11/19当日「最後の助け」を受け取れなかった青年（ぬしサマ）はその後悔に襲われ、彼女の「跡」を

追って死に場所を探し巡っていた。それが根本だったんだ。

しかし、誰そ彼（たそがれ）のセカイが二人を再会させた。

　

　２人の旅は始まった。

　今度こそ二人は目の前にある「美しいセカイ」に改めて向き合うことになる。

　今度こそ・・・。　

　ふたりにとって「常永久」に二人で生きた「命の証」を残すことを誓ったのだった。

　

　

そう、ここに、二人の旅は「常」から「常永久」へとの旅へと変貌を遂げた。

　

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