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オーバーマッドとは、吉田夜世の楽曲「オーバーライド」のMAD動画に付けられるタグである。
概要
最初のオーバーライドのMAD動画は、オーバーライドが公開されてから7日後に投稿された『重音テトは勝負に出る』であった。ただし、当初はこの動画にはオーバーマッドのタグは付けられていなかった。
実際にオーバーマッドのタグが付けられたのは、さらに2日後の2023年12月8日に投稿された、ブルーアーカイブのキャラクターを題材としたMAD動画、『オーバーアロナ』と『オーバーレイサ』であった。その後、この2つの動画を皮切りにオーバーライドのMAD動画が増えていった。
ブルーアーカイブとの関係性
この2つの動画がヒットしたからなのか、あるいは動画の完成度が高かったからなのかオーバーライドとブルーアーカイブを組み合わせたMAD動画が多数制作、投稿されている。またこの2つの動画はどちらも動画内に手描き要素を取り入れており、オーバーライドに手描き要素を加えるという概念が生まれた。
手描きについて
その後もMAD動画は増加していく一方で、手描きを用いない実写系のMAD動画も投稿されていた。だが、2023年12月16日に投稿された真島茂樹氏を題材としたMAD動画『オーパーティンコ』では手描き要素が取り入れられており、オーバーマッドでは手描き要素を取り入れるという流れが生まれた。
さらに、2023年12月18日に投稿された『オーバーホシノになっちゃうよ～……』にて「オーバーライド手描きノルマリンク」というものが付けられた。
そして、2023年12月25日に投稿され、ウマ娘プリティーダービーを題材とした『オーバーライドリョク』とぼっち・ざ・ろっく!を題材とした『オーバー後藤』の2つの動画に「オーバーライド手描きノルマリンク」が付けられることによって、手描きMADが急速に増えていくことになる。
作曲者巡回済み
吉田夜世氏は、オーバーライドを公開した当初から自身の作品の二次創作に対して明るく、Xでも以下のように述べている。
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https://twitter.com/otgys/status/1730495636255240341
また、氏は作品の二次創作についてniconicoに限らずあらゆる場所で公開されている創作物を巡回しており、氏のXにて逐一ポスト・リポストしている。そのためか、MAD動画が日々増加しており、二次創作者にとってのモチベーション向上につながっているようだ。
断頭台のアウラ
2024年1月1日に葬送のフリーレンを題材とした2つのMAD動画が投稿されることによってオーバーライドは転機を迎える。動画は『オ－バーアウラ』と『【音MAD】オーバーアウラ』であり、どちらも葬送のフリーレンの登場人物である断頭台のアウラを題材としている。
この二つの動画によってオーバーライドの注目度が上がり、原曲動画の再生数増加に貢献したほか、二次創作のさらなる活発化につながっている。特に、Korarei氏が投稿した『オーバーアウラ(旧名：オ－バーアウラ)』についてはyoutubeにおいて大ヒットし、同じyoutubeに投稿されているオーバーライド本家の動画よりも一時再生数が多いという状態になっていた。
なお、この2つの動画についてだが、中身はほぼ被っているというわけではなく、『オーバーアウラ』ではフリーレンのイラストが、『【音MAD】オーバーアウラ』では断頭台のアウラのイラストが描かれている。また、タイトルにおいても、『オ－バーアウラ』では、オの後は長音記号ではなく全角ハイフンマイナス(UnicodeはU+FF0D)であることに注意したい。…と当初はこの記事に書かれていたものの、実は入力ミスだったようで
、2024年1月22日に修正されて同じ文字になった。
オーバーライド手描きノルマリンクについて
「オーバーライド手描きノルマリンク」というタグに対して、ノルマという文言を含むことによる手描きの強制化につながるのではないかという声が上がっており、吉田夜世氏も同タグについて以下のように述べている。
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原曲
関連項目
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オーバーライド原曲の動画とオーバーアウラの再生数の関係について修正、『オ－バーアウラ』を括弧書きで旧名と表記したうえで『オーバーアウラ』に置き換え
