ゴム銃は、ゴムを自らの伸縮力で発射する装置に限定する。ゴムの伸縮力によりそのゴム自体以外のものが飛翔する仕組みのものは、たとえ発射されるものがゴムであってもこれを認めない。身体の一部または全部を装置の一部または、全てとするものも銃の概念から外れるものとする。(日本ゴム銃射撃協会規約より抜粋)
概要
ゴム銃は誰もが小さいときに経験のある遊びである。一般的に弾は輪ゴムを使用する。ゴム銃、ゴム鉄砲、輪ゴム銃など呼び名は複数ある。子供のころのゴム銃の思い出を持った大人が、再びゴム銃への熱意を呼び戻した。そうして子供の遊びであるはずの物が、大人の悪知恵と工作力により本格的なものづくりへと進化を遂げた。
一般的なゴム銃はワリバシを輪ゴムで縛って組んだものであるが、現代のゴム銃はホームセンターなどで売られている工作用木材を使用したものが主流である。本格的なゴム銃を作るには糸のこ盤やボール盤を使うが、小型のノコギリやピンバイスでも十分製作は可能である。仕組み次第で単発式に限らず6~16発ほどの連発銃から、大きいものなら100発を超えるガトリング式の連発銃などがある(現在の最大連発数は1800連発である)。設備や技術を持った者は金属を使用した銃も製作している。
国内のゴム銃のほとんどは16番という規格のサイズの輪ゴムが使用されている。
ゴム銃の発展は主に日本ゴム銃射撃協会がインターネット上に発足(2000年12月1日)されたことから始まる。ゴム銃をずっと続けてた者や再び夢を持った有志が集まり、同協会が発展すると共にゴム銃の投稿や議論を繰り返されて新たな仕組みや命中精度が開発・洗練されていった。
ゴム銃はアイデア一つで無限の可能性を秘めたものづくりである。
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