枠(わく)とは、物事の骨格となる仕組み、仕切り、フレームのこと。
概要
主に以下のような使い方をする。
- 額縁や表の縁を枠と呼ぶ。
- TV業界では放送時間別に枠と呼んだり、ジャンル別にバラエティ枠などと呼んだりする。
- ニコニコ生放送のユーザー生放送では、放送されている番組の一つ一つが「枠」として数えられる。詳しくは生放送枠へ
- トロ・ステーションではクロの趣味が反映されている番組内容は「クロ枠」と呼ばれたりする。
- 定員や定数のこと。 例文:五輪出場の枠はあと1つだ。
- 物や権利の確保の際に、特定の条件を満たす人や団体に用意される特別待遇のこと。 例:地元優先枠
- 物事や考え方のジャンル(分類)。 例:枠にとらわれない
漢字として
- 意味
- ものの周りの線、フレーム、範囲、仕切り、木や竹の細い材で作った器具の囲い、という意味がある。
- 字形
- 枠は日本の国字。字源は不明。〔説文解字〕などの本字は篗(ワク)で、糸を巻き取る道具、糸わく、がもともとの意味。その形から、縁、フレーム、という意味でも使われるようになった。
- 音訓
- 訓読みは、わく。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。当用漢字にはなく1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 枠外・枠内
関連項目
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