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CSEMPとは、家庭用beatmania IIDX 16 EMPRESSの通称である。
概要
本来ならCSDJTで終演を迎えるはずだった、PS2専用ソフト家庭用beatmania IIDXの最終作である。
REVEROFT-SALXD2MB(逆読みでBM2DX LAST FOREVER)と書いてあったCSDJTや、beatnation Recordsのブログなどに触発され、同封のアンケートで「続編希望」を返答した結果、無事リリースされた。CSEMPにはその事に対する謝辞は書いてないが、コナミスタイルから販売された特別版以降のセット品「CS Collection」にて、家庭用サウンドディレクターのL.E.D.がお礼を述べている。
ところが、CSDJTで参加の少なかったインターネットランキングの廃止や、家庭用新曲がすべて汎用ムービーなど、制作費が削られてしまったのではないかという疑問が残るPS2版最終作であった。
CSEMPの内容は、CSDJTに追加された黒譜面の充実(難易度補完の意味合いが濃くなった)、SIRIUSからの先行収録あり、DVD2枚組による180曲以上の収録という、遊ぶだけなら相当群を抜く作品となった。しかし、どういう事情かCSDJT以前のスタッフはそれほど参加せず、家庭用独特の突飛すぎる隠しは目立たなかった。
なお、SIRIUSからの隠し楽曲はロケテ譜面から変更されていない。それどころかBeat#1のONE MORE EXTRA楽曲だったということが判明した。
業務用作品では次回作SIRIUSが稼働したが、PS2最終作と銘打ってしまった。もし家庭用でリリースさせるには、PS2以外の媒体でのリリースが必要となる。
すると、再びアンケートで「続編希望」というユーザの声を上層部に聞かせる必要があるだろう。
L.E.D.がbeatnation Recordsコラムにて、「一通りプレイした段階で出してほしい」という文章を書いた。
（2009/10/21の記事を参照）いち早くアンケートを提出する必要がある。ということではないだろうか。
…なんてこと言ってた矢先の2015年、ついに家庭用の続編が発表。その名もbeatmania IIDX INFINITAS。
9月2日、10月22日～28日と2回のアルファテストを経て、12月1日、正式サービスが開始された。e-Amusement CLOUDというこれまでとは異なる場ではあるが、SIRIUSの楽曲が自宅PCでプレー出来るようになった。CSEMP発売から5年以上が経過、その声は確かに届いていた。
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関連項目
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