ゴールキーパー梅野とは、阪神タイガースのキャッチャー梅野がゴールキーパーのようにジャンプしてボールをキャッチしようとする様を表したものである。
概要
阪神タイガースのピッチャー藤浪晋太郎は2017年から極度の制球難に苦しみ、プロ入り初の2軍落ちを味わった。2018年は復活が期待されるが相変わらずのノーコンぶりで、4月6日の中日戦でもランナー1・3塁の場面で思い切り暴投し、キャッチャー梅野はサッカーのゴールキーパーの如く横っ飛びでボールを取ろうとするが、むなしくミットの先を通過して先制点をプレゼントしてしまった。金本監督が試合開始早々ガックリきたことは言うまでもない。
藤浪は高校時代に強豪大阪桐蔭高校のエースとして3年の時に春・夏の甲子園を制し、阪神タイガースに入団した。同学年で花巻東高校から日ハムに入団した大谷翔平と共に、将来の球界を背負って立つ希望の星だったのである。プロ入り後は初年度から3年連続で二桁勝利をあげ順調だったが、2017年はわずか3勝という悲惨な結果に終わった。二刀流で結果を残してメジャーリーグに移籍した大谷とは対照的である。
だいたいピッチャーの調子が悪いとキャッチャーも連帯責任を問われるようなところがあり、落ちる変化球はもちろん、多少の暴投も止めるのがキャッチャーの役目である。ところが相手チームのピッチャーにぶつけるなど、もはやノーコンどころかイップスなどと言われている藤浪とバッテリーを組む梅野は大変である。藤浪が今後も1軍で投げるならば、梅野はキャッチャーに加えてゴールキーパーの練習もして、悩める元エースの暴投に備えなければならないだろう。
関連動画
- 0
- 0pt