ニコニコ大百科

何よりも敵キャラが魅力的なプリキュア映画
アクションシーンもバリエーション豊富でキレが良い（特にサラマンダーVSムーンライトは必見の格好よさ）
背景美術は監督とプロデューサーがパリにロケハンに行ったらアイスランド火山の噴火で帰れなくなって、その間中ずっとロケハンしてたということもあってか超高密度

フランスでの上映を想定してたせいか、青臭い自分語りが多かったな
しかし、TV本編を踏まえた上でのものだったから、一見さんには「？」だったんじゃなかろうか

映画だけ見るヒトってそんなに多くないからいいんじゃない？
デューンやサバーク博士との関係は本編見ててもよくわからんが…

むしろ歴代の映画の中でもとりわけ一人一人のキャラの内面を描いてたから
TVシリーズを知らずに単独で見ても入りやすい作りになってると思う
海外で賞貰ったのもその辺が関係してるんじゃないかな

プリキュア映画で本編と無関係に見て一番面白いのはコレだろうね。
映画としての完成度は抜きん出てると思う。

逆に、いつものプリキュア映画を期待して見ると非常に物足りない。
プリキュア達は通りすがりのお助け役でしかないから仕方ないんだけどね。

ゲストキャラが実に魅力的な作品だった。
オリヴィエの「他人同士だから迷惑かけれない」って発言に対しての行動がえりからしくて好きだわ。
ロリえりかや長髪のいつき等珍しいものも見れて良かった。

キュアムーンライトをキュアアンジュと重ねて見てたけどアンジュの生まれ変わり設定でもつけるつもりだったのかな？
あと、月影博士がサバーク博士に変貌する場面にも居合わせてるし、フランスでことの始まりってことが多いよね