お可愛いこととは (オカワイイコトとは) [単語記事]

「お可愛いこと」とは、『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』の登場人物、四宮かぐやの決め台詞（？）である。

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お可愛い概要・・・

『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』では、主人公の白銀御行と四宮かぐやが日々相手に告白させるために恋愛頭脳戦を繰り広げているが、その際の四宮かぐやのセリフ・・・ではない。
色々思考を巡らす白銀御行が、自身の詰みを自覚した際に、彼の空想の中の四宮かぐやが呟くセリフである。嘲笑と憐れみの入り混じった声、手を顎にあて、首をやや左に傾げ、薄笑いを浮かべた目で言うのが特徴。
また大抵は吹き出しやコマ枠で左目周辺が隠れる構図になるが、アニメでは吹き出しは表現されないため顔全体が見えている場合も多い。

初出は原作1話（アニメ1話Aパート）【映画に誘わせたい】であり、それ以降も頻繁に登場する。中には「お可愛いこと・・・ですわね」（原作4話【白銀御行は答えたい】）、「お可愛いお弁当ですこと・・・」（原作5話、アニメ1話Cパート【かぐや様はいただきたい】）、「痛かったですよね・・・（笑）」（原作46話【かぐや様は避けたくない】）、「・・・・・・・・・・・・」（無言の圧力。原作61話【かぐや様は告ら“れ”たい】）、「おエロいこと・・・」（原作70話【かぐや様は脱がせたい】）などのバリエーションもある。
さらには、≪Comme c'est mig non...≫（コム・セ・ミニョン）と、フランス語版お可愛いこと（なお直訳すると「なんとまあ可愛らしい・・・」）が登場したことがある（原作20話、アニメ4話Dパート【白銀御行は話したい】）。

作品中に頻繁に登場するため、四宮かぐやの決め台詞のように感じられるが、あくまで白銀御行の空想上の四宮かぐやのセリフであり、実際に四宮かぐやが口にしたことはほぼ無い。
原作36話【四宮かぐやについて(1)】にて、風邪をひきアホになったかぐやが「おかわいいこと・・・」と言ったことはある。また、原作51話【柏木渚は見てられない】では、かぐやが白銀に向かって「充分・・・可愛いですよ」と発言しているが、これらはいつもとはニュアンスが異なり素直な心境の吐露である。

原作 138話【かぐや様は教えたい】では、アホ化している状態とはいえ、早坂に向かって「おかわいいこと・・・」と発言している。
アホ化でデフォルメされているため、嘲笑と憐れみの入り混じった声、薄笑いを浮かべた目ではなさそうだが、手を顎にあて早坂を見下している状況での発言であるため、現時点では一番白銀の想像するお可愛い像に近いものである。

白銀御行「お可愛い奴め・・・」

四宮かぐやが自身の詰みを自覚した際に彼女の空想の中の白銀御行が呟くバージョンも存在する。
嘲笑と憐みの入り混じった声は同様だが、手を頭に当て、憐憫のこもった瞳で言う点が異なる。
こちらの初出は原作7話（アニメ2話Aパート）【藤原ちゃんは出かけたい】における「お可愛い胸部だな」。他に、原作32話（アニメ11話Aパート）【早坂愛は浸かりたい】・原作53話【かぐやたちは贈りたい】の「お可愛い奴め」、原作75話【かぐや様は集めたい】の「使えない女だ」などと、回数が少なくその反面バリエーションが豊富である。