レイトンヴァイオレットバルブメアまたはレイトンバルブメア(Layton (Violet) Barb Mare)は、生年不明(1680年前後生まれ?)のサラブレッドの基礎繁殖牝馬の一頭であり、牝系の4号族の始祖である。よって便宜上4号族についてもこの記事で解説する。
ジェネラルスタッドブックには両親の記載はない。名前から推測するとLayton Barb(レイトンバルブ)という種牡馬の娘とも考えられる。この馬は102頭の始祖種牡馬の一頭Shaftesbury Turk(シャフテスバリーターク)と同一という説もある。5頭の産駒全てがジェームズ・ダーシー氏の所有だったので、この馬もダーシー氏の所有馬であり、北ヨークシャーのセドバリースタッドで繋養された可能性が高い。
俗説では2号族のBurton Barb Mare(バートンバルブメア)はMr. Burton's Violet Barb mareとの別称もありこの馬と同一かと言われているが、ミトコンドリアの研究では別系統だとわかっている。
17世紀後半に3頭の産駒が生存確認されているので、最後の産駒とされる1715年産のYoung Violet Laytonは整合性があわず、孫娘の可能性が高い。
レイトンヴァイオレットバルブメアは(記録では)3頭の牝馬と2頭の牡馬を残し、そのうち17世紀後半生まれの最初の娘のDodsworth(ドズワース)との子が後世に牝系を繋げた。
1895年発表のブルース・ロウ氏の「フィギュアシステムによる競走馬の生産」では、レイトンヴァイオレットバルブメアを祖とする牝系はオークス・ダービー・セントレジャーにおいて4番目に勝ち馬が多いとされ「4号族」に位置付けられた。
現在では全サラブレッドの約9%が4号族に属し、1号族・9号族に次ぐ3番目の勢力となっている。
(始祖なので)ないです。
12:38あたりから
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最終更新:2024/05/03(金) 07:00
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