熱血硬派くにおくんとは、テクノスジャパンが開発し、1986年から稼働したアーケード用アクションゲームである。
「くにおくんシリーズ」の最初の作品。
ひろしは熱血高校に転校してきたばかりで、いつも苛められていた。
だが、そんなひろしにも一人だけ味方がいた…くにおである。
不良A「何威張って歩いてんだよ!」
不良B「バカヤロー!」
不良C「生意気なんだよ!!」
くにお「でい。」
不良A「よっ。」
くにお「俺のマブダチに手ぇ出すんじゃねーぞ!!」
ひろし「さっきはありがとう。」
くにお「ったりめーよ。俺しかいねーだろ?助けてやれるのは。」
ひろし「くにお……」
くにお「ばっかやろー。照れるじゃんかよ。まっ……何かあったら助けてやっから。」
しかし、見てくれはツッパリだが気弱な性格のひろしは同級生どころか他校のツッパリからも苛められるようになっていた。
そんなある日。
ひろし「はぁー」
暴走族「おめーひろしだな?ちょっくらツラかしてもらおうか?」
ひろし「なっ何だよてめーらは!」
暴走族「いいから乗るんだよ!!」
ひろし「わあ。くにおー!」
くにお「ひろし!!」
暴走族「ハーハハハッ!ひろしを助けたかったら一人で来るんだな!」
くにお「てめーら!待てコラ!!」
暴走族の車に乗せられたひろしは三和会の事務所に監禁されてしまった。
さぶ「フフフ……くにお。今日がてめーの命日だ。こいつで一発!コレまでだ……な。」
ひろし「ぷぷぷ…へたっぴ。」
さぶ「笑うんじゃねぇ!!もっとも俺の所まで辿り着けるかどーかだな。」
ひろし「くっくにお……」
くにお「ひろし。待ってろよ!!」
くにおはひろしを助けるために三和会へ向かった。
基本パターンはまず雑魚をパンチや後ろ蹴りや襟掴み投げやジャンプキックなどで打ち負かしてから、最後にボスと一騎打ちするのだが、各ステージ毎に趣向が違うため、いろいろな戦いが繰り広げられていく。
くにおの体力が0になる、ホームから転落する、時間切れになるとミスになる。残数が0状態でミスするとゲームオーバーになる。
ステージは全部で4つ。
全ステージクリアするとひろしと握手シーンの後、ステージ1に戻され、2周目が始まる。
ちなみにベルトスクロールアクションゲームでできるダッシュが導入されたのはこのゲームが初めてである。
また、海外では『RENEGADE(レネゲード)』という題名で稼働されたが、日本版とはかなり違うところがある。
1987年4月17日に発売されたアーケードからのファミコン移植版。
キャラサイズやグラフィックはスケールダウンしたが、みすずの強さは相変わらず。
ファミコン版の4面は入るドアを間違えるとループする迷路仕立てになっている。
ジャンプキックが強いのでこれをメインにして戦うと攻略が楽になる。
2011年12月15日にアークシステムワークスから『熱血硬派くにおくん すぺしゃる』という題名でニンテンドー3DSにリメイクされて発売され、2013年9月にテレビドラマ版が放映された。
『熱血硬派くにおくん すぺしゃる』の詳細についてはWikipediaを参照。
掲示板
1 ななしのよっしん
2016/09/17(土) 14:43:15 ID: u8na5RxrEK
記事作成乙。
30周年にしてついに元祖の熱血硬派くにおくんの記事ができたんだね。アーケード版もファミコン版も好きですわ。
2 ななしのよっしん
2016/11/01(火) 22:33:41 ID: LtnxpcAR3U
ストーリーは3DS版(すぺしゃる)で大幅に補完されたから
そっちもやると人間関係とかがわかりやすい
3 ななしのよっしん
2019/12/05(木) 01:04:41 ID: h7g9ysu2N4
ファミコン版のパッケージ裏を最近見ることができたのだが、あらすじ説明を
「これは 一人の男が親友のために命を懸けた熱い物語」
と1行で片づける男気に感心した。
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最終更新:2024/05/01(水) 17:00
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