#先生死ぬかもとは、教師の業務内容の改善を教師自身の命と関連付けて訴えるツイートに付けられるハッシュタグである。
概要
近頃、教師の多忙な勤務実態が明らかになり、それを教師自身や教育評論家が訴えるような場面が増えている。その中でも、ツイッター上で、教師の過労死や精神疾患などと関連付けて訴えるようなツイートには、このハッシュタグが使われることが多い。
このハッシュタグがつけられていても、教師自身の命と関連しないものもあるが、教師の業務内容・業務量に目を向けていることには変わりない。
目的
このようなハッシュタグを用いて教師の過酷な労働実態に声を上げることで、文部科学省や、各自治体の教育委員会、各学校に業務の見直しを促すことが目的である。特に、現職の教員がこの問題に訴えかけていることは影響が大きいだろう。
このハッシュタグがツイッターのトレンドに入ったこともあり、実際に多くの人の目に入ったのではないだろうか。
問題点
一方、このようなツイートをすることにデメリットがないわけではない。
現在、教員志望者は減少し、各自治体の教員採用試験の倍率も低下していることにより、教員の質の低下が懸念されている。教師の過酷な労働実態を公にするということは、さらなる教員志望者の低下を招き、優秀な教師が現場からいなくなることで、教師の多忙を更に推し進めるのではないかという懸念もある。
関連項目
- 0
- 0pt

