トリッカル・もちもちほっペ大作戦とは、タッチセラピー系カードRPGモバイルゲームである。
韓国の原題は『트릭컬 RE:VIVE』。英題は『Trickcal:Chibi Go』。
概要
韓国の小規模ゲーム開発会社Epid Games (Epic Gamesではない。実際に後述のグローバル版展開時に商標権異議申立てを受けている。)開発のモバイルゲーム。ゲームジャンルとしてはオートチェス系と呼ばれるタイプのもので、毎フェイズ最初に提示されるキャラ強化カードを選択し、その後のオートで進行する戦闘を優位にしていくもの。
もちもちぷにぷにした3頭身程度のキャラクターデザインと、タイトル画面だろうがガチャ画面だろうがストーリー中だろうがキャラクターのほっぺを引っ張ったりなでなでしていじり倒せるのが特徴。
元々は『Roll the Chess』という名前で今のもちもちぶりとは似つかないゲームであり、韓国の試遊に出されたが評価は低く、酷評されてしまう。そんな中唯一好評だったのがラストオリジン漫画劇場などソシャゲの販促漫画やファンアートを手掛けるdiyap氏によるかわいいチュートリアルイラストだった。
そのため方針転換しdiyap氏の絵柄重視のファンシーゲームとして『트릭컬』を完成させる。
ところが트릭컬は開始即トラブル多発、Epid Game社はリリース後2時間でサービス終了を決定。트릭컬はオープンβ扱いとなりさらなる作り直しが行われる。
持病の脊椎がダメになったdiyap氏が離脱してもアートチームが絵柄を引き継ぎ、開発資金がつきても代表の自宅を抵当に入れたり、ブルーアーカイブが当たると見てNEXONに投資したりして資金を稼ぎ、ついに2023年9月27日に『트릭컬 RE:VIVE』として新生した。
そして2025年からはビリビリ動画の香港子会社 BILIBILI HK LIMITED がパブリッシングを務め世界展開を開始、10月9日からグローバル版の正式サービスが開始された。
世界観
舞台となるのは世界樹エーダルが創造した世界「エーリアス」。もちもちぷにぷにした住人が暮らすこの世界に記憶を失った状態で召喚されたプレイヤーは、いきなり妖精王国の内乱に巻き込まれたあげく、世界樹教団の教主に任命され事態の鎮圧にあたる羽目になる。
関連項目
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