Microsoft Speech Platformとは、Windows Vista/7 以降で利用可能な音声認識・音声合成の為のライブラリである。
概要
Microsoft Speech Platform 自体には言語エンジンは含まれておらず、別途、音声合成 (TTS: text-to-speech)エンジンをダウンロードして使用する必要がある。SAPI5(Speech API)の後継のライブラリとみられるが情報はあまり多く出ていない模様。
Windows Vista/7 では、標準の音声合成エンジンとして Microsoft Anna が利用可能だが、残念ながら、サポートしている言語は英語のみである為、日本語をしゃべらせることはできないが、Microsoft Speech Platform と追加の言語エンジンである「Microsoft Server Speech Text to Speech Voice (ja-JP, Haruka)」(通称:Microsoft Haruka)をダウンロードすることにより、日本語による音声読み上げが可能となる。
Microsoft Speech Platform に対応しているアプリケーションは現時点ではあまり多くはないが、これから増えてくるとみられる。現時点では Office 2010 や SofTalk といったアプリケーションで Microsoft Speech Platform が利用できる。
なお、Windows 8 Release Preview に Microsoft Haruka 搭載されていることから、次の Windows には、日本語音声合成エンジンが標準搭載されると思われる。
関連商品
関連項目
- 複数言語の TTS で読み上げ機能を使用する - Word - Microsoft Office
- Download: Microsoft Speech Platform - Runtime (Version 11)
- Download: Microsoft Speech Platform - Runtime Languages (Version 11)
- 音声合成
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