Linux Standard Base(略称LSB)とは、Linuxディストリビューションの標準仕様の規格である。
概要
ディストリビューション間の互換性を保ち、準拠システムにおける動作を保証するために策定された。
異なるディストリビューションへの移植の容易性の担保もめざしている。
The Open Group がリナックスファウンデーションの協力の下に認証手続きを行っている。
規定されているのは次の通りである。
- POSIX標準を拡張した、標準ライブラリとコマンド/ユーティリティ群
- ファイルシステムの階層構造のレイアウト
- ランレベルの定義
- CUPSのようなスプーラーやFoomaticなどのツールを含むプリンタシステム
- X Window System のいくつかの拡張
パッケージ管理システムにLSB準拠のインストーラ、もしくはRPMを指定しているため、Debian系のディストリビューションはオプションでRPM等を入れなければLSBに対応しているとは言えない。
と言う問題点をはらんではいるが、広くうけいれられている。
関連項目
外部リンク
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