指とは、手足の先にあるよく動く長細い部位のことである。
ヒトの場合
ヒトの場合、通常、手・足とも5本あり、それぞれ親指(大指、拇)、人差し指(食指)、中指、薬指(無名指)、小指という名前が付いている。
手の指は、精密な動作が可能であり、物をつかんだり、加工したり、音を出したり、さまざまな道具を使うのに用いたりする。
指によるサイン
また手の指はさまざまサインを出すのに使われる。指の形とその意味は国や文化圏によって異なる。下にいくつか例を挙げる。
- 親指を立てる(サムアップ) - 肯定のサイン
- 人差し指を立てて口元に当てる - うるさいから静かにしろというサイン
- 人差し指と中指を立てて、手のひら側を相手に見せる - 勝利のVサイン、もしくはチョキ
- 中指を立てて手の甲側を相手に見せる - Fuck Youのサイン → ファックサイン
- 親指と人差し指と薬指を立てて手のひら側を相手に見せる - グワシ
その他の意味
指は、また以下のことを表す。
漢字として
- 意味
- 手足のゆび、ゆびさす、指示する、数える、ただちに、(旨・恉と通じて)むね、おもむき、美しい。
- 〔説文解字・巻十二〕には「手の指なり」とある。
- 字形
- 形声で声符は旨。
- 音訓
- 音読みはシ(漢音、呉音)、訓読みは、ゆび、さす、むね。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- JIS X 0213第一水準。
- 語彙
- 指圧・指画・指揮・指示・指事・指趣・指針・指数・指弾・指摘・指導・指南・指令・指論
異体字
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関連項目
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