漢字として
- 意味
- えぐる、うがつ、骨付きの肉、という意味である。〔説文解字・巻四下〕には「殘穿なり」とある。〔国語・周語〕のテキストによっては㛑が𣦼になっている。〔康煕字典〕に、𠭸、㕢を略して𣦼と書くことがあるとある。
- 字形
- 又+歺の会意。死者の骨(歺)を手(又)に持つという字。
- 音訓
- 音読みはザン、訓読みは、えぐる。〔説文〕に「讀みて殘の若くす」とある。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。JIS X 0213、JIS X 0212未収録。
- 部首
- 𣦼は、〔説文〕で部首である。ほかに㕡、㕢、𠭘、叡を収める。
- 声符
- 𣦼を声符とする漢字には、𡛝、粲、餐などがある。
- 語彙
- 字の用例はない。
異体字
- 𣦻は、〔康煕字典〕が本字とする字。
脚注
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