「「両方」やらなくっちゃあならないってのが「幹部」のつらいところだな」とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部「黄金の風」のキャラクター、ブローノ・ブチャラティの台詞である。
特急列車の車掌室にて、トリッシュを拉致しボスに近づこうとするプロシュート&ペッシ。
トリッシュの護衛を任されたブチャラティが発した、ジョジョファン及びブチャラティファンには有名なセリフ。
「任務は遂行する」「部下も守る」
「両方」やらなくっちゃあならないってのが「幹部」のつらいところだな
ボス(ディアボロ)から受けた任務は確実に遂行する、それと同時に自分の部下を犠牲にすることなく守り、部下の責任は自分の責任でもあると、自分が上司であり支えなくてはならない存在を理解した、「優しさ」が性格の基盤となっているブローノ・ブチャラティの名言である。
現実世界でも、仕事の達成は兎も角として、自分が部下のことを支えることができるかという問題がある。勿論「両方」やるのは難しいことだが、それが「上司」である。部下からすれば、いくら仕事はできても部下のことを大切に思ってくれない上司の下には付きたくないという願いもある。人の上に立つ者の責任とは何か、考えさせられた読者も多いのではないのだろうか。
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最終更新:2025/12/05(金) 02:00
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