/::::/:::::/:::::`ーラ:::::::::::,.ィ:、\ヽ. ,'::::;':::::/:::::::/:::::::{:_;.ィ:´ヽ._::::):::';:ハ ;:::::;::::::;':::::::/:::::/:i::::i::l::ヽ::::l::::::::i:::', オレは . i:::::i::::::i::::::::l:::/l::::::l::::l:::l::::::i::::l:::::::l::::i 『 ‐┬‐ i . i 、 .. l::::::l::::::l:::::::::i':::l::::::l::::l:::i::::::l::::l::::::i::::;i __l_|二 !__,ノ レ l 』と . !:::::l::::::l:::::::::l::::l::::::i::::l:::l:::::l:::リ:::::i:ノil 思ったから やったんだ . l:::::!l::::::!:::::::::ト=‐_-_⊥⊥ --‐ スィi::! l::::l:l:::::l:::::::::::ヒォ::ァ‐ミヽノ ,ィtチ_ノl::l 後悔はない… l::::l::i:::::l:::::::::::lヽー'´/ l`¨ i::l `ヽ\:::l::::::::::::', ,. 、! /::リ |.\::::';:::、:::::ハ ソ /::/l /.i. h丶、:::ヽ::::', ヽイ ,':::/ / ', ヽh ` <:::::゙、 ‐ "¨ ノ/-V / \ \ト.、 `マ^、 `¨´./ヽ /. 丶、ヽ- ニ/`゙ ー ' ./i r‐ ¨ ̄  ̄ ̄//ヽ | / l . i i'⌒¨ ‐一'、 l i l l \ \ \ ', .// l l
オレは「正しい」と思ったからやったんだとは、自分の『信じられる道』を歩く事である。
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あなた…『覚悟して来てる人』…ですよね。 |
漫画「ジョジョの奇妙な冒険」Parte5黄金の風に登場する、ブローノ・ブチャラティの台詞。
ギャング組織「パッショーネ」の幹部になったブチャラティは、ボス自らの指令でボスの実の娘「トリッシュ・ウナ」をチーム全員で命がけで護衛し、無事ボスの元へ送り届けるはずだった。しかし、ボスが護衛させたのは自分の正体を完全に消すために、その正体につながるトリッシュを自らの手で確実に始末するためであった。
子供に麻薬を流すギャングを消し去るために、その組織を乗っ取るつもりであったジョルノ・ジョバァーナを仲間に引き入れ、ボスの「正体」を突き止めたらいずれジョルノと共に裏切る計画であったブチャラティも、肉親としての情を持たずなにも知らぬ娘を自分自身だけの都合で始末するボスに激怒し、今この場で裏切ることを決意。ボスの『暗殺』に向かう。
だが、ボスの未来を予知し、時間を消し飛ばすスタンド能力「キング・クリムゾン」の前にはかなわず、命からがらトリッシュを奪還してブチャラティチームの元に戻る事しか出来なかった。事情を知らないチームの4人は、予想だにしていなかったブチャラティの行動を尋ねる。
単刀直入にブチャラティはたった今ボスを裏切った事を話し、これ以上無関係な4人も一緒に行動すれば「裏切り者」になるためここでチームを解散することを宣言。ブチャラティはその理由まで話すつもりはなかったが、ジョルノは仲間が必要とし、説明する事で「ついてくる者」がいるかもしれないと進言した事でその理由を話した。
ブチャラティはボスが自分の手でトリッシュを始末するために護衛させた事を話し、それを見ぬふりをして帰ることは出来なかったから「裏切っ」たと話す。そしてともに来る者がいればこの島に上陸して来た時のボートに乗るように言う。ただしついて来いと「命令」はしないし一緒に来てくれと「願う」事もしない。ブチャラティ自身が勝手にやった事に今までの義理を感じて付いて来させる訳にはいかない。ボスは裏切り者は誰も逃がしたりはしないからだ。
だが、ブチャラティはひとつだけ偉そうな事として心に思っている事を話す。
オレは「正しい」と思ったからやったんだ
後悔はない…
こんな世界とはいえ オレは
自分の『信じられる道』を歩いていたい!弱点さえ見つければ…
今は逃げるだけだがボスは必ず倒す
『弱点』は必ず見つける!
ブチャラティチームの面々は、社会的・道徳的に正しいとは言えない過ちを犯したりして表の社会に居場所のない青年たちだ。そして居場所を与えられた裏の社会の中でも、きたない仕事をこなさなければ居場所を取り上げられ始末されるだけだ。
そういった現実を目の当たりにしながらも、『間違った事』に背を向けず自分が「正しい」と思える『信じられる道』に向き合い、それに後悔はないと真っ直ぐな目で言い切ってみせるブチャラティの信念と覚悟。ボスに近づくために命がけで組織に忠誠を誓った前半部から、組織を裏切り自分が正しいと信じる道へと歩き出す後半部へのターニングポイントとなる名場面であり、シンプルながらも誇り高く「正しい」と思ったから行動を起こしたと言い切った台詞は、現実的に見ればそれがどれだけ難しい事かを理解している読者に、ほんのちょっぴりでも誇りと勇気を分け与える名台詞となっている。
ブチャラティの発言を受けて、思い悩む4人。彼らはそれぞれの心に思った「歩く道」を決断する。
口に出して言いたいとも思えるほどの名台詞であるが、実際に「正しい」と思ったからといってそれを短絡的に行動を起こすべきではない。
あくまでフィクションの中での話では、勧善懲悪的に「善」と「悪」がハッキリと別れているが、実際の話でとなると、相手側も倫理・道徳・立場・面子などの関係でその人なりに「正しい」と思って行動を起こしているはずだ。自分だけが「正しい」とは限らないのである。
相手の立場になって考えてみて、それでも人の道を踏み外していると感じたなら行動を起こさざるを得なくなるだろう。だがそれでもまだ自分一人で解決するようなことはせず、ジョルノの言う通り同じ志を持つ「仲間」を作る事も必要だ。たったひとりだけでは返り討ちに叩き潰されてしまうだろう。
そして、行動を起こした結果が自分にとって最悪だったとしても後悔はしないように。後悔するぐらいだったら、最初から自分のその気持ちに折り合いをつける事も大切である。
間違っても、その場で気持ちが高ぶったからって行動を起こしてはいけない。一時のテンションに身を任せる奴は身を滅ぼすんだよ!
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最終更新:2025/07/30(水) 21:00
最終更新:2025/07/30(水) 20:00
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