「負けたことがある」というのが いつか大きな財産になるとは、漫画『SLAM DUNK』のセリフである。ジャンプ・コミックス31巻に収録されている最終話「湘北高校バスケットボール部」で登場する。
シード校として出場した三連覇中の絶対王者・山王工業は、この大会の初戦の相手・湘北高校を相手に思わぬ大苦戦を強いられていた。
死闘となった試合の終盤、キャプテンである深津の絶妙なパスからエース・沢北が一時逆転となるシュートを決めるも、直後、カウンターで、既に限界を迎えているハズの桜木花道にブザービーターを決められ、試合終了。
歓喜に湧く湘北高校の関係者をよそに、山王の選手たちは静かにコートを去る。
そんな彼らに対し、この試合で負けるなどとは微塵も思っていなかった山王の監督・堂本五郎は、『はいあがろう 「負けたことがある」というのが いつか大きな財産になる』と言葉をかける。
受け入れがたい結果を受け入れ、これを糧にさらなる成長を促す格言として名高い。
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最終更新:2024/12/27(金) 06:00
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