電マジャングルジムとは (デンマジャングルジムとは) [単語記事]

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電マジャングルジム (でん――) とは、中野ありさ、北原えれな (＋他1名)出演の 2011年 9月22日にROCKETから発売されたアダルトビデオ『ちびっ娘たちがアクメ遊具でイクッ！！電マジャングルジム』の通称であり、また同作の中核となる遊具――電動マッサージ器 250個を組み合わせたジャングルジムの俗称である。

概要

基本情報
RCT-341 ちびっ娘たちがアクメ遊具でイクッ！！電マジャングルジム
発売日	2011年 9月22日
収録時間	1時間56分 (ROCKETの公式ページでは100分となっている)
販売元	ROCKET
監督	ささきうずまき
出演者	中野ありさ北原えれな他1名 (ノンクレジット)
ジャンル	ロリ系企画シチュエーション (ただし記事中の指摘の通り『ロリ系』とは言い難い)
公式サイトの紹介ページ
販売・配信ページ
PPV	FANZA Duga AVチャンネル
月額配信	SOD Prime FANZA XCITY
DVD	Amazon 駿河屋アルゾン
レンタル	TSUTAYA DISCAS GEO ぽすれん
備考
かつてはソクミルでも視聴することが出来た (参考) 。
AVテンプレート

上述の通り、2011年 9月22日にROCKETから発売されたアダルトビデオ。いわゆる『企画モノ』だが、『都内某所の学童保育』シチュエーションを演じる要素があるためシチュエーション AVとしても解釈されよう。後述の要素から『無知シチュ』要素もあるため、出演女優も小学生低学年あたりを意識して演じていると思われる。

主軸となるのは中野ありさと北原えれなであり、もうひとりのAV女優は名前が今のところ判明していない。本番シーンがあるのも中野と北原のみである。3人共小学生低学年をイメージさせたいのか、髪型はツインテールとなっている。

ある日、そこに突如250本の電動マッサージ器で構築されたジャングルジムが設置され、それに興味を持った少女たちが登って遊びはじめる。その様子を遠くで見ていた男性がスイッチを入れると、少女たちは経験したことのない性的快感に戸惑い……と言う流れ。快感に悶える少女たちは失禁したり、どこからともなく現れるおじさんに逃げ場のないジャングルジムの上で襲われ、弄ばれた挙げ句中出しされてしまったりするという流れ。まあ、敢えて解説するまでもなく読者諸賢も『そういうものだろうな』と思ったことだろうが……。

電マジャングルジム

先程も述べた通り、250本の電動マッサージ器で構築されたジャングルジム。ただしジャングルジムの形状にするためかおそらくベースとなるジャングルジム自体は存在し、そこに250本を取り付けたものと思われる。

なお、電動マッサージ器の先に電源タップが繋がっており、このタップのブレーカースイッチをON-OFFすることで起動しているようだが、一般的な1500W用にしか見えず、250本分の電動マッサージ器を動かすには明らかに足りていないと見られるため、おそらく相当数のダミーも混じっていると思われる。一般的に電動マッサージ器は10 - 20W程度で動くため、多く見積もっても75 - 150本程度しか定格で動かすことは出来ない。なお作中では逃げ回る女優がどこにいってもイってしまうため、結構頑張ってはいるはずである。

ジャングルジムという形状であるため、いざ少女が襲われて逃げようにも、降りればおじさんに捕まり、上に逃げてもそれ以上遠くにいけないため八方塞がりになる。加えてその振動で性的快感に陥るために逃走するための体力も奪われてしまうとかなり凶悪な罠として機能している。

大の大人が4人がかりで運ぶ必要のあるくらいには重量があり、女優が上で動き回ったり、電動マッサージ器に局部を擦りつけても倒壊はしていない。しかし運び込む段階で既に電動マッサージ器の重量で撓んでいる。Dugaにおけるレビューでも耐久性への指摘がみられた (参考)。

とはいえ、倒壊しなければ問題ないというわけではない。Part1で中野が腰を振って局部を電動マッサージ器にこすりつけるシーンなどでは一歩間違えば中野が転落しかねない危険なポーズを取っており、その後もプレイ中に股を開く形でジャングルジムの内側から足をかけるなど、なにか起きたときに重大な事故に繋がりかねないプレイもまま見られる (こういう構造物では局部に刺激を与えたいのであれば跨る形にしたほうが落下事故の可能性を下げることができよう) 。Part2でも北原がジャングルジム上で立ちながら局部に刺激を受けているシーン、後背位で犯されるシーン、宙吊りになって追加の電動マッサージ器で刺激されるシーンなどの重大事故に繋がりそうなシーンがある。

特に北原のシーンでは中野のシーンよりも激しいプレイが多く、一応は北原もジャングルジムに捕まって落下事故の可能性を軽減しようと模索している様子がみられるが、途中から体力と判断力が鈍っているのか強く握れていなかったり、触っているだけにしか見えないシーンさえある。下のジョイントマット程度で落下の衝撃が吸収できるとも思えず、踏ん張ろうにも中野も北原も靴下であるために踏ん張りがきかない可能性がある。

もうひとりの女優は遊んで失禁しただけなので体力をかなり残しており、他の2人よりは危険は少なかったが、ジャングルジムから飛び降りて帰ると、これまた踏ん張りのきかない靴下でやるのは危険な行為をしている。

そもそもジャングルジム自体事故が起きやすいと全国の公園から撤去されたりしているのに、まして振動して性的絶頂するジャングルジムでプレイを行うに当たり安全配慮がなされているようには見えず、これがシリーズ化できなかった要因なのかもしれない。

キャスティング

この作品を語る上でキャスティングにも言及しておきたい。電動マッサージ器でジャングルジムを作るという企画が先行してしまい、キャスティングに時間を割けなかったのかそこまでロリ系というイメージのない中野と北原をキャスティングしてしまっている。中野はまだ多少ロリ系作品に出演していることもあるが全体的なイメージはハイティーンで売ることが多く、北原に至っては本作以外でロリ系として出演することがない。中野は149cm、北原は153 cmと身長は低いものの、声も一般的なロリ系とされる女優と比較して高いと言うほどでもないため、どうしても違和感が拭えない^[1]。また中野も北原も陰毛が生え揃っており、小学生低学年の設定と噛み合っていない。名前が判明していないもう一人もロリ系というにはやや疑問の残るルックスである。

おそらく、パッケージのキャッチコピー『巨大なアクメ遊具＋ちっちゃなロリ美少女の新シリーズ誕生』と銘打っていることからROCKETはこの電マジャングルジムをシリーズ化することを企図しており、第1作は電マジャングルジムというものを作ったということを喧伝し、その後しっかりとロリ系をキャスティングすると言う流れを考えていたのだろう。まあ、残念なことにこの1作が出たあと続編は2023/11/04現在でもリリースされていないのだが……。

男児設定なのか男性も少年のような服装で遊戯に興じており、こちらは輪をかけて違和感しかない。しかもドラマパートで学童保育ということを強調するために出てきただけで、母親役の女性と共に帰宅するだけであり、ジャングルジムに登っている少女にちょっかいをかけたり、一緒にジャングルジムに登ろうとしたりしない。あくまで少女を犯すのはおじさんだけである。せっかくなのだから失禁した少女を嘲笑したり、心配して誰かを呼びに行くといったシーンを加えるなどすればよかったのではなかろうか……。

受容

その絵面のあまりのシュールさ加減から、Twitterや5ch等のコミュニティでも知名度は高い。というより、AVについてあまり知らない人でも「ポケモンといえばピカチュウ」「遊戯王といえば《青眼の白龍》」のような立ち位置を築き上げてしまっている。視聴環境も2023年現在でも非常に多く用意されており、この言葉を聞いた人が興味を持ったらすぐに見れるお手軽さもネットミームとしての広まりに一役買っているかもしれない。