キュアアンハッピーとは (キュアアンハッピーとは) [単語記事]

概要

第13話「修学旅行！みゆき、京都でどん底ハッピー！？」は、久々にみゆきがメインのお話である。京都へ修学旅行にやって来た一行5人だったが、金閣寺を観光する途中でみゆきは庭園の池に落ちてしまう。これが不幸を呼び寄せたのか（その前にも新幹線で叱られていたが）、集合写真は一人だけジャージという公開処刑、おみくじは大凶、鳥の糞が頭に落ちる、写真は一人だけ顔が隠れる、どこかの不憫な主人公の如く、今回のみゆきは最初から最後まで散々な目に遭ってしまう。

しかし最大の不幸は、テレビの前の子供達が世にも恐ろしい姿を目にしてしまったことかもしれない。おみくじで大凶を引いた場面で、なぜか魚眼レンズのような演出がなされているのだが、この時のみゆきの顔が右のように異様に怖いと話題になった。11話でもなおに顔芸シーンがあるが、こちらはまだ可愛い分、比較すると余計酷く感じられる。

ちなみに、終盤ではやよいも顔芸を見せているのだが（みゆきが、ソフトクリームを顔面にぶちまけたことを思い出し笑いするシーン）、その笑い顔があざといを通り越してものすごく黒いともっぱらの評判である。

ところで、このキュアアンハッピーとは、スマプリ13話の放送によって作られた造語ではない。スマプリより少し前から放送されていたアニメ「Another」で、みゆきの中の人である福圓美里が、本作では杉浦多佳子という主人公のクラスメイトを演じていた声優ネタが初出とされている。

詳細は大百科記事に詳しいが、劇中で起こした事件でクラスメイトに不幸を振りまき、自分自身も不幸な死に方をしたため、このようなネーミングが生まれたらしい（奇しくもこの数日前、みゆきも木の枝に吊り下がってしまうアクシデントに見舞われており、杉浦の最期の伏線だったのか？と当時ネットで話題にもなった）。誰が使い始めたのかは不明だが、まさか本家であるスマプリでこうした意味で広がったとは思いもよらなかったであろう。