ハイパーワープヘヴィウイング(HyperWarp Heavy Wing)とは、ヨメガが販売するヨーヨーの名である。
2002年版と、2011年版が存在する。
名前が同じだけで、性能にあまり関係はない。
「ヨメガ・ハイパーワープウイング」のバリエーション。
外周部に金属リムを設け、スリープ時間を向上させた。
…のだが、重量が70g。重すぎる。
フルメタル全盛の現在でも重めと判断される。当時としてはぶっちぎりの超重量である。
そして、トラピーズ有効幅は「ハイパーワープウイング」と同じ。当時のストリング機としてはとてつもなく狭い。
これで公式戦に出場するとなるとかなりの猛練習が必要である。しかし決して悪いヨーヨーではなく、オールドスクールを好むプレイヤーに愛されてきた機種である。
ヨメガ所属のプレイヤーが1A部門に出場する場合、2000年代前半は本機か「ヨメガ・エクソダス」しか選択肢がなかったため、ヨメガのプレイヤーは本機を様々に改造して出場していた。
その中には、2003年AP部門世界チャンピオンのマーク・モンゴメリーも含まれる。
本機は、ヨメガストリング機で唯一、世界チャンピオンを輩出したヨーヨーである。
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https://twitter.com/yoyomuseum/status/733006126061588481
旧版「ハイパーワープヘヴィウイング」は、なんだかんだでかなりのロングセラーを誇ったが、2010年代にもなると、さすがにサイズEベアリング+ナローバタフライはきつくなってきた。
そこで、2011年に大幅リニューアル…というよりは、完全なる別物に「ハイパーワープヘヴィウイング」の名をつけて販売した。
ラウンドバタフライボディに金属リムが内蔵されている、当時のストリングトリック機として標準的な性能のヨーヨー。
重量は67g。「ヘヴィウイング」という割に標準的な重さになった。
性能は平凡だが、ヨメガには大変貴重な、カウンターウェイトプレイがまともにできるヨーヨーである。
それまでのヨメガは、重すぎるか軽すぎてカウンターウェイトとのバランスが取れないヨーヨーばかりだった。
のちに、ベアリング周りだけ違う「ヨメガ・ウーチヨー」が発売された。
「ヘヴィウイング」はサイズJベアリングの引き戻し仕様、「ウーチヨー」はサイズCのバインド仕様(実際には強く引くと戻る)となっている。
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最終更新:2025/12/12(金) 20:00
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