ロキシー・ミグルディアとは、理不尽な孫の手による小説「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」の登場人物である。
スピンオフ作品「無職転生~ロキシーだって本気です~」では主役を務めている。
初登場は第四話「師匠」から。(漫画版は第一話「もしかして:異世界」から登場)
同作の主人公、ルーデウスの家庭教師としてやってきた魔族(ミグルド族)の女性。
家庭教師期間は魔術を中心とした教えを行った。
ルーデウスからは家庭教師としてお世話になった二年間の間に、初めて自分を外に連れ出してくれた者として非常に尊敬を受けている。
密かにロキシー神として崇められているが、彼女は知らない(パンツを盗まれたことには気づいている)。
とはいえ、彼女自身もルーデウスを一番弟子として溺愛しており、グレイラット家を離れた後もルーデウスと文通で交流している。
また、幼くして無詠唱魔術を操れるルーデウスと出会ったことで自身もそれまでの思い上がりを正すようになる。
甲龍歴373年生まれと、ルーデウスの34歳年上だが、
見た目はミグルド族の特徴である青髪と、小柄な体型(145cm前後の身長とのこと。)をしている。
魔族のため非常に長寿命で若々しく、外見年齢は14歳。
なお、ルーデウスの前世は享年34歳なので精神的には同い年ということになる。
魔大陸のミグルド族の村で生まれるが、ミグルド族特有の念話を1人だけ使うことができず、疎外感を感じたことで家出同然で村を出て冒険者となる。
魔術は村に居た頃に一時的に同居していたブラッディーカントから習っていた。ブラッディーカントが村から出た後は、彼女が残した魔術教本によって中級魔術を習得している。
村を出てすぐに「リカリス愚連隊」のメンバーとなるが、リーダーのデールの死をきっかけにウェンポートで解散している。
A級冒険者として活躍した後、アスラ王国で再会したブラッディーカントの紹介でラノア魔法大学に入学。ジーナスに師事し、水聖級魔術師となるが、互いの自己顕示欲の強さが災いして喧嘩別れしている。
卒業後、職を求めて放浪していたときにルーデウスの家庭教師として住み込みで雇われ、2年間を過ごす。
その後、シーローン王国のパックス王子の家庭教師として招かれ、水王級魔術師となる。
性格は普段はクールな礼儀正しい常識人。
勤勉で頑張りやだが、間が悪くドジっ子な一面もある。
自分の小柄な体型にコンプレックスがあり、それを言われると少しムッとする。
幼く見える外見から侮られることと魔術の才能から自己顕示欲が強い。
また、両親からスペルド族が怖いと教え込まされていたため、スペルド族を極度に怖がっている。
作中の剣士一強である世界の中では珍しい単独で強い魔術師。
長い間一人で冒険者をやっていたため戦闘経験は豊富で、接近戦の知識もある。
冒険者時代には、やむを得ず人を殺害してしまったこともある。
対人戦闘よりも対魔物戦闘を得意としている。
グレイラット家を出た後にルーデウスの無詠唱魔術を目指して修行したことで、詠唱短縮に成功している。
作者いわく、ルーデウスの弱い部分の担当。
作中過大評価されがちなルーデウスの弱いところがあることを理解している。
フィットア領転移事件の後、シーローン王国を後にしルーデウスたちの捜索を始める。
パウロのかつての仲間であるエリナリーゼ、タルハンドと共に魔大陸を捜索するが、ウェンポートでルーデウスとニアミスする。
リカリスで冒険者時代のパーティー仲間であるノコパラと再会した後、故郷であるミグルド族の村を訪れ、再会した両親からルーデウスたちの動向を知らされる。
その後は目的をルーデウスの捜索からまだ見つかっていないルーデウスの家族の捜索に切り替える。
キシリカ・キシリスからゼニスの居場所を聞き出し、パウロと合流後にベガリット大陸へ向かい、転移の迷宮攻略に挑む。
攻略中に転移の罠にかかり、1人はぐれて魔物に襲われそうになったところへ成長したルーデウスに救われる。再会したルーデウスの姿に一目惚れする。
転移迷宮の騒動を経て、パウロの死亡と廃人同然となったゼニスの姿に落ち込むルーデウスの支えとなったことでルーデウスと結ばれる。
ルーデウスの2番目の妻としてシャーリアで暮らすようになり、ララとリリという二人の子供を生む。
結婚後は冒険を終え、ラノア魔法大学の教師として務める。
このときかつての恩師であるジーナスと和解している。
後に同校の校長となり、無詠唱魔術の方式を論文化し、学習法を確立。
最終的には魔法教育において歴史に名を残すほどの人物となる。
別時間軸ではヒトガミの攻撃により魔石病に罹り死亡した。
これはルーデウスとロキシーの娘であるララが、未来においてオルステッドと共にヒトガミを倒す救世主であるため、最優先で狙われたとのこと。
これ以前にもヒトガミはララを誕生させないためにルーデウスとロキシーの再会を阻もうとしていたり、逆に転移迷宮の騒動では「運命の導き」としか思えないような不自然な流れで二人が再開し結ばれるに至るなど、『無職転生』の物語はララを巡ってヒトガミが運命と戦う物語でもある。
ロキシー教とは、上記のロキシー・ミグルディアを崇める生き方である。
御神体はロキシーの使用済みパンツ。
開祖はルーデウス。
「彼女をひと目見た時にビビっときたよ!
ああ、私は彼女に出会うために生まれてきたのだと。
・・・それだけではただの一目惚れと何ら変わりないって?
しかし私は、無職転生を読みきった今でも、全てが愛おしいんだ。
彼女だけでなく、彼女の周りも、彼女が愛する人も含めてね。
私は確信したよ・・・これが神なのだと。」
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最終更新:2025/03/28(金) 06:00
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