中澤雅人とは (ナカザワマサトとは) [単語記事]

中澤雅人（なかざわ　まさと、1985年 2月16日-）とは、富山県出身の元プロ野球選手（投手）である。

概要

OB
中澤雅人
基本情報
国籍	日本
出身地	富山県富山市
生年月日	1985年 2月16日
身長体重	179cm 80kg
選手情報
投球･打撃	左投左打
守備位置	投手
プロ入り	2009年ドラフト 1位
引退	2020年
経歴
選手歴富山県立富山商業高等学校中央大学トヨタ自動車東京ヤクルトスワローズ(2010年-2020年)
プロ野球選手テンプレート

埼玉県大宮市（現・さいたま市）の生まれだが、親が転勤族だったため、富山県に移り住む。小学2年生のときから野球を始める。

富山商業高校に進学し、3年夏にはエースとして甲子園出場を果たすが、9回4失点で1回戦敗退。プロ入りも期待されていたが、本人の希望もあって中央大学へ進学する。

大学では2年春の3勝0敗防御率0.95がキャリアハイ。自身の怪我やチームの二部落ちもあって、後年は精彩を欠いた。

大学卒業後はトヨタ自動車硬式野球部へ入部。トヨタのエース、ヤマハの補強選手として全国大会の出場を数多く果たした。

2010年 3月30日の中日ドラゴンズ戦で初登板を果たすと、5回1/3を投げ2失点でプロ初勝利を記録。また4月23日の横浜ベイスターズ戦ではプロ初完投・完封をマークした。ただシーズン中盤からは打ち崩される場面が多く、最終的な防御率は5.68で終わった。

2011年は前年からの不調が続き、わずか1試合の先発登板に終わる。

2012年は谷間の先発として登板。3試合を投げ2勝をあげた。

2013年も谷間の先発として登板したが、勝利することはできなかった。オフに背番号が14から54に変更。

2014年はシーズン途中から中継ぎに転向。防御率1.57と安定した投球を披露した。

2015年は主にビハインドやロングリリーフとして登板。自身最多（当時）となる35試合に登板し、チームのリーグ優勝に貢献した。

2016年は19試合の登板に留まった。

2017年は主にビハインドで登板。チームの不調も相まって、ホールドの記録はなかった。オフにサイドスローにフォームを変更した。

2018年は主に対左のワンポイントや便利屋として登板。自身キャリアハイとなる37試合出場11ホールドを記録した。

2019年はわずか1試合の登板に留まる。二軍では43試合に投げ防御率2.70と安定していた。

2020年は序盤は左のワンポイントとして活躍したものの、徐々に打ち込まれ始め敗戦処理へ降格。10月に現役引退を表明し、10月28日の千葉ロッテ二軍戦で引退試合が行われた（1回三者凡退）。

引退後はヤクルトに残り、2021年からは二軍サブマネージャー兼管理業務担当となる。その後、二軍マネージャーに昇格している。