今川焼き(いまがわやき)とは、東京は神田の今川橋付近発祥の、「あんこ」や「カスタード」などを小麦粉と卵の生地でくるんだ和菓子のこと。
小麦粉に卵を加えて溶いた生地を型のある鉄板に流し込み、その上に「あんこ」を載せ、さらに生地を流して焼いた和菓子のこと。地域・店舗によってはカスタード、抹茶あん、チョコレートなどの中身があり、包む物が非常に多彩な和菓子である。単純に言えば、鯛焼きが鯛の形ではなく、丸く分厚くなったようなお菓子が「今川焼き」である。
え?そんな言い方しない?貴様!東日本民じゃないな!え、甘太郎焼?黄金焼??蜜蜂焼???
江戸時代は安永年間(1772年-1780年)、神田の今川橋埋立地にあった露店が売り出した焼き菓子が由来ではないか、とされているから。
今川橋は天和年間(1681年-1684年)に神田の名主であった今川善右衛門が竜閑川(神田堀)に掛けた橋で、今川橋埋立地は1869年(明治2年)に神田今川町、翌年に川を境にして神田西今川町・神田東今川町に分けられた。竜閑川は1950年(昭和25年)には全て埋立られてしまい、また西今川町は1935年(昭和10年)、東今川町は1965年(昭和40年)に消え、現在は鍛冶町一丁目、内神田三丁目(旧・鎌倉町)、岩本町一丁目のそれぞれ一部となってしまっているが、今川橋の名は交差点名として現在も残っている。
今川焼きとはこのように由緒ある、歴史深い名前なのだ。なお、焼き跡が守護大名・戦国大名の今川氏の家紋のような巴型に見えるからという説もあるが、江戸時代の文献にはそのような記述は見受けられない。
…なんだこの県民判定お菓子。まぁ何にしても美味いよね、「回転焼き」。
→日本国内でも度々呼び方について話題になるあのお菓子、伝来した先の台湾でも同じように争いの火種になっているらしい「人類に争いを撒き散らかす和菓子」 - Togetter
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最終更新:2024/11/08(金) 01:00
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