伊万里仰(いまり・あおぐ 1463 ~ 1556)とは、肥前国の戦国武将である。伊万里広の子。子に伊万里純がいる。
伊万里氏は嵯峨源氏の一族であり、渡辺綱の末裔である。嵯峨源氏は一字の名前を好む傾向があり、伊万里氏もその例外に漏れなかった。
また、平戸の松浦氏や柳川の蒲池氏(南北朝時代に断絶、前蒲池)と同族であり、松浦党の一員であった。
1483年、小城の九州千葉氏に対抗して肥前鹿島の在尾城主・大村胤明、武雄城主・後藤職明、潮見城主・渋江公直らと攻守同盟を結んだ。これほど伊万里氏の勢力の脆弱さがうかがわれる。
また、武勇に優れており、人々より『鬼王殿下』という末恐ろしいほどの強さからそう称されていたという。
ただ、結局は周囲に強大な勢力が存在していたため、簡単に広げることは難しかった。
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最終更新:2025/12/17(水) 10:00
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