本記事では、『ウマ娘 プリティーダービー』に登場する勝負服について解説する。また、その他のライブ衣裳についても触れる。
ウマ娘の晴れ着ともいえる特別な衣装。レースではGIなどの大舞台で着用する。一見走りにくそうに見えたりもするが、ウマ娘にとっては不思議な力がみなぎるすごい服。
ドレスであったり、制服のようであったり、袖が伸びていたりと千差万別だが、人間の陸上競技に相当するスポーツであるにもかかわらず、いかにも走りにくそうなものも多い。しかし、ウマ娘は特に気にすることなく走っている。
夏に暑そうだったり冬に寒そうだったりする勝負服でも何らかの影響があるわけではない。
設定上は、「着ると不思議な力がわいてくる」らしい。
自分専用の勝負服があることは、ウマ娘としての実力を認められた証であり、名誉なことであるという。
ゲーム版汎用勝負服。名前はアクリルスタンドの発売に際し判明した。
アウターが白・インナー・パンツがえんじ色の勝負服で、全ウマ娘共通。
育成ウマ娘では、★1~2の状態で着用し、★3に覚醒した後は専用勝負服に切り替わる。
NPCとしては、サポートカードやNPCウマ娘として登場する際、専用勝負服が3D未実装の状態だとこの衣裳で現れる。未実装が理由である場合は、グラフィックが完成した後で専用勝負服に差し替えられる。これとは別に、シナリオの都合で(既に専用勝負服が登場済みであっても)この勝負服で登場することもある。
「アオハル杯」では、SR以下のサポートカードを編成したキャラ、およびサポートカード以外でチームに加入したキャラ、またSSRサポートカードでも勝負服モデル未実装のキャラがこの衣裳でレースおよびアオハル杯決勝のウイニングライブ(「WINnin' 5 -ウイニング☆ファイヴ-」)に参加する。
また、国内のG2以下のレースでネームドウマ娘が3着以内に入ると、ウイニングライブの「Make debut!」を歌う際にこの衣裳を着用する(自分の育成ウマ娘の場合、専用勝負服を所持していれば専用勝負服になる。モブウマ娘の場合は後述のバックダンサー衣裳。また「プロジェクトL'Arc」シナリオでのニエル賞およびフォワ賞のウイニングライブではネームドおよびモブウマ娘も勝負服を着用)。
アニメでは、レース後のウイニングライブや、ファン感謝祭におけるトウカイテイオーのミニライブなどで着用されており、ライブ専用衣装という位置づけのようである。
ゲーム内でも、汎用勝負服としての着用時以外に育成シナリオ内でこの衣裳を着用するのは基本的に観客を集めたイベント時であり、またホーム画面でこの衣裳を着せて会話するとイベント・ライブ用の衣裳であるという前提の台詞が多いため、設定上はゲーム内でもイベント・ライブ用衣裳という扱いのようだ。
アニメ・ゲームとも、G2以下のレースで全ウマ娘が着用する。ただし「プロジェクトL'Arc」シナリオでのニエル賞およびフォワ賞はG2だが、育成ウマ娘、ネームドウマ娘、モブウマ娘とも全員勝負服を着用している。
もとが牡馬の時は短パン、牝馬の時はブルマーになる。ジャージの時は、もとが牡馬の場合はそのまま、牝馬ではすそをまくっている。短パン・ブルマーの色は枠番と同じで、現実における騎手の帽子に相当する。
白ゼッケンは、ゲームではメイクデビューと未勝利戦のみ。G1は現実では紫紺(日本ダービーのみ白に金刺繍)だが、『ウマ娘』では専用勝負服に着替えるので登場しない。
サービス開始当初はプレイヤーの育成ウマ娘は着用できず、他が全員体操服の中でひとりだけ勝負服を着ているという浮いた状態になっていた。2021年7月6日のアップデートで、G2以下では体操服を着用するようにオプションで設定が可能になった。レース場面だけなく、レース前後のイベントシーンも体操服になっている。
『シンデレラグレイ』では中央のG2以下はゲームと同じ体操服だが、カサマツでのレースでは体操服の上に長袖のジャケットを羽織ったり、短パンではなく長ズボンを着用しているウマ娘もいる。
体操服姿の時に、下にタイツを穿いているウマ娘が一部にいるが、これについて体操服アプデ実装直後に「タイツを穿いているのは脚を故障したウマ娘」という考察がTwitterで拡散された。
レース中に予後不良で安楽死になったサイレンススズカとライスシャワー、引退後に骨折で安楽死となったオグリキャップが揃ってタイツを穿いており、同じくタイツのアグネスタキオンやマンハッタンカフェも脚の故障で引退したのは事実だが、単純にモチーフ馬が脚の故障で引退したウマ娘というならタイツではないトウカイテイオーやメジロマックイーン、ダイワスカーレットなども該当する。
そのため、実際のところはタイツには特に深い意味はないと思われる。
ちなみにネームドウマ娘のタイツはダイイチルビーのみ白、他は黒。モブウマ娘にも白タイツを穿いているウマ娘がいる(リボンエチュード、メカニカルベイパー等)。
アニメでは、「ドリーム・シリーズ」のひとつ、「ウインタードリームトロフィー」で専用勝負服を着て出走する。
白を基調とし、正面中央とフチが、自分の勝負服の色に使われている色になっている。
なお、「自分の勝負服の色」は『ウマ娘』基準なので、フジキセキは黒、オグリキャップは白である。ヒシアマゾンがなぜか無関係のピンク。他のウマ娘と色がかぶる場合は少し色合いを変えてある。
設定では、G1レースに出走する際に、ウマ娘ごとに特注する勝負服。
ゲームでは、それ未満の格付けであっても、プレイヤーの育成ウマ娘は着用している。
実馬の勝負服が元になっていることはあまりにも有名だが、色しか合っていなかったり、それ以外の色の方が多くを占めていたりして分かりづらいこともある。
中央競馬では、騎手の勝負服はその馬の馬主によって決まる。したがって、モチーフ馬が同じ馬主のウマ娘は、どこかに同じ配色が用いられている。一方、キャラクターデザインがなるべくかぶらないよう、同じ勝負服がモチーフでもバリエーションが加えられている。
勝負服だけでなく、そのウマ娘が持っている小物のデザインにも勝負服のカラーリングが反映されている(スマホジャケットや水筒など)。
眼鏡やリボンなど、頭部のアクセサリーは、多くが実馬のメンコや頭絡・手綱などの色に合わせられている。
アプリ版実装に際し、初期案から勝負服が変更になっているウマ娘が存在する。
細かい部分が変更されているウマ娘は何人かいるが、中には全く違うものに変更されていることもある。
以下は、柄や露出部分だけでなく、全体的なデザインが変更されているウマ娘である。
3Dモデルが変更されていても、サポートカードの絵は多くが初期案である。
また、『シンデレラグレイ』では新勝負服の方が先行して採用されている。
アプリ版リリース以降は、原則として原案そのままの衣装で実装されている。
アニメでは、URA年度代表ウマ娘になるなどの栄誉を受けると、特別な勝負服が授与される。
ゲームでは、それ以外にもストーリーイベントなどに合わせて別勝負服バージョンのウマ娘が育成に追加されることがある。こちらは元の勝負服とは特に関係がない。
2021年7月29日より、育成ウマ娘に水着バージョンが追加された。
この形式の勝負服固有の特徴として、スタミナトレーニングや夏合宿など、水着姿になるシーンがスクール水着からこちらに差し替えられる。
それ以外は水着といえど通常の勝負服扱いであり、これでレースに出るし、雪の降る中山でホープフルステークスや有馬記念に出走したりする。
「靴の裏に蹄鉄を打ち付ける」というウマ娘の習慣は水着であろうと適用されるので、水着姿であっても裸足にはならず、サンダルを履いた上に蹄鉄を打っている。
なお、「なんで水着のままレースに出るんだw」という発表の瞬間からあったツッコミは、スペシャルウィークの勝負服イベントなどで一応の説明らしきものはつけられている。
育成ストーリーでは、専用勝負服・アナザー勝負服それぞれで、着用していると専用のイベントが追加される。一方、大筋のストーリーは衣装違いといえども共通である。
基本的には原案・3D実装版デフォルト勝負服について解説し、別衣装については原典に関係するものが登場した場合のみ言及する。
柄の名称については、勝負服(競馬)の記事を参照。
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「ヒシ」の冠名は3代続いているが、『ウマ娘』には2代目の有した3頭が参加。
初稿では白地に青のセーラー服。下に何も着ていないように見えるデザインから、水着とスカートが追加されたことで話題にもなった。
ゲーム版では大幅に変更され、セパレート風に。露出はかえって増えていることから、見た目の豪華さや3Dレンダリングのしやすさなども加味されているものと思われる。
初稿では、シェフ風ともセーラー服風ともつかない勝負服であり、元のモチーフはラインなどにあしらわれていた。
ゲーム版ではウェイトレス風エプロンドレスに変更。二本輪は大幅に本数が増えて横縞になっている。
元の勝負服が「ユキノビジン」というには派手すぎるためか、原案では配色に一切使われていない。
「岩手から来た」という情報だけならメイセイオペラの可能性もあり、名前予想クイズでは解答が割れたウマ娘である。
実装に無理がありすぎるスケート靴を履いたデザインから、3Dモデル制作の際に変更が加えられるという見方が有力であり、その際何らかの要素が加えられるかもしれないと推測された。
2022年9月に育成ウマ娘として実装され、原案とは異なる白と青の勝負服となった。実馬が着用していた白いメンコをモチーフにしたと思われる。原典の勝負服の色は、スカートのプリーツに採用されている。
襟部分に原典の「黄・赤・青」が使われている。
サポートカードとはいえ、珍しくアナザーの方が元の勝負服の要素を取り入れているパターンである。
「晩秋、囃子響きたる」のアナザー服は、史実の勝ち鞍の要素を取り入れているという説があるが、彼女のネイルカラーや全体的な着物の色は「クロッカスステークス」または「ターコイズステークス」と考えられる(飾られている花は白菊)。
横向きの絵しかないため詳細不明。原案の配色は、2代目オーナーである和泉信一のもの。
胴色のベストに袖色のスカジャンを着ていることまではわかるが、二本輪が再現されているかどうかが明確ではない。
雰囲気は似ているが、アウターはロングジャケット、インナーは2本ボーダーの入ったダメージシャツに変更された。ニーハイソックスも黒のダメージジーンズに。
ジャケットの模様は、史実の「チームすみれの花」を反映したすみれの刺繍になった。
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新勝負服を採用。原典の赤と星を落とし込んだパリピなデザイン。
おっぱいに星という、ちょっと間違えたらヤバすぎる造形でありながら、本人のあふれる世界レベル感がそれすら些細なことに思わせている。
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スカートが元の勝負服そのままであり、初報時の予想でも的中率が高かった。
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トレードマークの青山形一本輪は、斜めに入るようアレンジ。
袖のピンク色は差し色になっており、タイや頭のリボンに使われている。
『ユメヲカケル!』のPVで掲げられるこの勝負服の旗は、「トウカイ」の勝負服と同じく差し色のピンクは左右に配置されている。
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勝負服の袖の配色が胴に、胴の配色がスカートに使われている。もとがシックなカラーリングであることもあいまって違和感なく収まっている。
おっぱいディアンドル風の勝負服であることに注意が行きがちだが、「エイシン」のカラーが使われていることもちゃんと見よう。
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「スカーレット」という名ではあるが、勝負服は「ダイワ」の色に合わせてある。胸も元の勝負服の「白一本輪」を表しているのである。おっぱいボーンになっているのは多分偶然である。
原案では、勝負服のダイヤモンド柄が全身に入ったアイドル服。髪飾りもこの柄。
ダイヤモンド柄はスカートの裾と髪飾りのみになり、よりアイドルっぽさが増している。差し色のクリーム色はなくなった。
ダイヤモンドの柄色は原案では紫と解釈されていたが、実装版では元と同じくはっきり黒い。
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トレードマークのシャドーロールが、鼻テープとチョーカーに現れているため、往年の競馬ファンなら一発でナリタブライアンと分かるデザイン。
「ナリタ」の桃色ないし紫色は、その中間のようなカラーの差し色として表現されている。
メインストーリー第4話のウイニングライブ『BLAZE』で新登場した勝負服。
今のところ4話13章中のウイニングライブ専用。育成実装はないのでライブシアターでは通常の勝負服しか見られない。
黒を基調としているが、「ナリタ」の紫色が炎のホログラムとして表現されている。
ストーリー中では、ラストスパートでイメージとして登場するが、ウイニングライブでも着ているので実物もあるのだと思われる。この時点で年度代表ウマ娘なので、アニメのトウカイテイオーたちと同じようにその副賞として授与されたものだろうか。
[皓月の弓取り]シンボリルドルフの勝負服を「ナリタ」のカラーに変えた色違い。
腰のチェーンはルドルフの「七冠」を意味するとされているが、五冠の彼女も菱形は7つである。
帯の花は同じキク科のヤグルマギクになっている。
インナーや髪飾りに使われている黄色は、母タイシンリリィの勝負服に使われている。
『涙ひかって明日になれ!』のPVでは、山車の後ろに「ナリタ」の旗が掲げられる。
「ナリタ」の勝負服にある山形一本輪が真ん中にはっきり見えるデザイン。
右耳の星は菊花賞の一冠を、メッシュの耳覆いは引退レースで着用していたメッシュの白メンコを表す。
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スカートが緑、スカーフが黄と一応原典の勝負服の色が使われている。
名前の元ネタである「ロブ・ロイ」が着ているスコットランド風の衣装になり、柄色はスカートに採用されることになった。それに伴って、原典より少しくすんだ抹茶色と芥子色の色合いになっている。
大胆に脇のあいた赤いパーカーに、青いチューブトップを着ている。胸元には、オリジナルデザインのエンブレム。
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元の勝負服のデザインはアウターの裾にあしらわれている。インナーもそれを踏襲しているが、「茶」というより「金」に見えるようになっている。
和風なのは言わずもがな、事実上の馬主である北島三郎の代表曲『まつり』イメージしている。
襟と髪飾りは、大野家の家紋である「花菱」をアレンジしたもの。
この勝負服はアニメ2期放送終了後に判明したもので、アニメ放送中は別のブラックっぽい私服を着用していた。第1期13話に彼女のプロトタイプとおぼしきウマ娘が登場するが、やはり私服の配色からキタサンブラック説が当初から濃厚であった。
もとの勝負服の配色そのまま。
乗馬服がモチーフになっているのだが、「乗馬」が存在しないこの世界でこの服は一体何なのか気になるところである。
原案・3D実装版ともに、インナーが白、アウターが青で元の勝負服が再現されている。
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実馬は玉霰(水玉模様)の入った勝負服、同じ模様が眉間に入った緑のメンコに、巨大な緑のシャドーロールというものすごく目立つ馬装だった。
『ウマ娘』でお嬢様キャラになるにあたり、玉霰はスカートの裾やボタン、シャドーロールはナリタブライアンと同じくチョーカーに、メンコは青い耳覆いのみ再現し、だいぶすっきりとしたデザインになった。
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全体的には「黒い刺客」および結婚式のイメージから、黒っぽいドレスになっている。
一方、元の勝負服は青を紺、茶を赤紫色、襷を懐刀のストラップに見立ててちゃんと反映されている。
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蛍光ピンクと蛍光グリーンのアシンメトリックな袖、差し色に黒と極めてビビッドなデザイン。服の方には元の勝負服が一切反映されていない。
実馬は勝負服と同じ柄のメンコをかぶっていたので、青は髪の毛、袖と同じ柄の耳覆いは「線が2本入ったエアインテークっぽい耳」として表現されている。
耳飾り、胴の星、レギンスに黒があしらわれているが、これは馬主が一時期使っていた冠名「ブラック」由来…なのだろうか?
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青、袖水色一本輪(H.H.シェイク・モハメド→ゴドルフィン) |
海老、白十字襷(ダーレー・ジャパン・ファーム) | |
海老、白袖海老一本輪(H.H.シェイク・モハメド) |
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ノースリーヴになってはいるが、配色はほぼそのまま。袖の一本輪は腕章になっている。
黄を基調とした勝負服で、一本輪が縁取りに反映されている。
これに加えて、風水の理論に基づいて馬主である小林祥晃(Dr.コパ)の監修を受けている。
初稿は、原典の勝負服がそのまま採用されたジャージ。胴は白になっている。
3D実装版も雰囲気はそのままながら、レースクイーン風のセパレートスタイルに。両襷は少し斜めに配置され、左がピンクに塗られている。
また、インナートップスに「AF」の文字が追加された。登録名は「Ines Fujin」であるが、もとから実馬のメンコにこう書かれている。
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鋸歯形はスカートに採用。原案では白だったが、3D実装版では原典と同じく「上が青、下が水色」になっている。こと座の一等星・織姫星「ベガ」にちなみ、ネクタイと耳覆いに星があしらわれている。
袖の色である黒がメインになったデザイン。胴の配色は肩章と後ろのフリルに使われている。
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サクラローレルは、中山金杯と目黒記念の時だけ全尚烈の個人名義になっており、白二本輪の勝負服で出走している。
ピンクの勝負服で「サクラ」と、デザイン方針がとてもわかりやすく、あまりひねらずデザインされている。『ウマ娘』を知らなくとも、競馬ファンならば「サクラ」の馬であることまでは見れば分かるだろう。
もとの勝負服の配色がそのまま使われている。一方で、胴中央と両脇で配色が逆という不思議なツートンカラーが目を引く。
バクシンオーとは全く異なり、ピンクの和服。一本輪は特に気にされず、白は袴に配置。
「桜」をイメージした鶯色が襟に差し色として使われている。
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黒を基調とし、勝負服の配色は袖口・スカートの裾に採用されている。
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緑に黄の差し色が再現されているが、柄はあまり気にされず、全体として豪奢なドレスとなっている。
菱山形は、袖のボタンなどに菱形の意匠が見える。
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オグリキャップの2代目・3代目馬主である。大人の事情で、3代目の馬主も2代目と全く同じ勝負服を使用している。
この勝負服は、現在近藤の経営するヒダカファームに継承されている。
黄菱山形は髪飾りやボタンに用いられている。スカーフなどの色が赤一色であることから、中央に移籍してからの勝負服をモチーフとしていることがわかる。
初代馬主である小栗孝一は、中央の馬主資格を当初持っておらず、オグリキャップが「オグリ」の勝負服で出走したことはない(笠松時代は騎手服だった)。のちに資格を取得したとき、勝負服の胴はオグリキャップと同じ柄となった(袖が違う)。
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原案では、黒いセーラー服に胴色のスカジャンを羽織っている。「胴色がインナー、袖色がアウター」というケースの多い他のウマ娘とは逆のデザインが特徴的。セーラー服のスカーフや襟は、青菱山形をイメージしてか少し幅が広くなっている。
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「皇帝」にふさわしい緑の軍服風デザイン。一本輪は肩章やマントになっている。
現実で使われていない(そして左右逆の)金の襷を着用しており、白襷はタイとして表現されている。
「七冠」のシンボルは腰のチェーンの菱形に替わっている(但し五冠のナリタブライアンもこれの色違いを着用している)。
腰につけている真っ赤な菊の花は、菊花賞勝利時の実況「赤い大輪が薄曇りの京都競馬場に大きくに咲いた!」(関西テレビ 杉本清)が由来と思われる。この「赤い大輪」は3枠の赤い帽子を表す。
緑色のジャケットにショートパンツ、ヘソ出しインナーと露出度高めのデザイン。
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元の勝負服がモノクロであるため、「カワイイ」を標榜する割にはシックなデザイン。差し色の赤は、原典の通り袖に使われているが、サイハイソックスにもなっている。
おなかの紋章は、実馬のメンコに描かれている安田隆行厩舎のエンブレムをアレンジしたものである。
アナザー勝負服は元の勝負服とガラッとデザインを変えることが多いが、カレンチャンだけはモノクロームを基調としたデザインで統一されている。
左襟のモチーフは、勝ち鞍である「スプリンターズステークス」の優勝レイ(赤地・金縁)。
「カレン」の勝負服を崩さないデザインであると共に、何色にも染まらない色である黒をベースにすることでウマ娘・カレンチャンのポリシーを体現した勝負服。
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星が髪飾りとスカートにあしらわれている。ビキニスタイルだからか、袖の模様は反映されない。
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袖の縦縞模様が全身にあしらわれている。黄を「金」、差し色の緑はエメラルドに見立て、豪華に仕上げている。
勝負服の柄色は緑なのだが、ミリタリーイメージに合わせてかモスグリーンになっている。
ジャケットは映画『トップガン』の主人公が着用していたものを再現したものだが、似すぎていたためか2021年7月29日にワッペンがほぼ全て差し替えられている。
袖の縦縞は、ジャケットの裏地という珍しい部分に再現されている。
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バイカー風レザースーツに、勝負服のカラーリングのインナーを着用する。
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青、赤二本輪、赤袖 |
原案では、勝負服の配色がスカーフとはちまきなどに使われたぶかぶかのセーラー服。
『シンデレラグレイ』および3D実装版の勝負服では、インナーがタンクトップになり、赤二本輪のジャケットを羽織るデザインに変更された。
また、はちまき・耳覆いは実馬のメンコのデザイン。右耳のポンポンは実馬もたてがみにつけていた(サイレンススズカと同様)。
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緑、黄山形一本輪、白袖 |
胴色はインナートップスにそのまま、袖色は片袖とパンタロンに採用。ミニシルクハットに「CB」と書かれており、知らない人に見せてもミスターシービーであることがとてもわかりやすい。
ウマ娘中唯一ベルボトムパンツが採用されたなんともフィーバーなファッションであるが、これが流行したのってあなたじゃなくてマルゼン姉さんの時代では…?
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元の勝負服がアーガイルチェックっぽいのでそのまま使えそうだが、「トウショウ」初のウマ娘は魔女っ子になってしまったため、衣装に落とし込むのにかなりの工夫がされている。
特徴的なダイヤモンド柄は、ローブの裾や下がりのアクセサリーに使われ、袖の紫は服の裏地という珍しい場所に使われている。
イラストでは引きずるほど長いローブだったが、実装版ではさすがに短くなっている。
実馬は、勝負服もメンコも「緑と赤の縦縞」というとても目立つ配色だった。
『ウマ娘』でもその特徴は引き継がれ、「ポインセチア」のイメージでうまく差し色に使われている。
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配色がそのままであり、実馬がたてがみにつけていた緑・黄のボンボンが髪飾りについているので、初報時の予想は比較的しやすかったウマ娘。原案のショールは、ゲーム版では普通の襟に変更。
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上記は西川清の勝負服であり、子の西川光一は死後こちらに勝負服を変更している(父の生前は赤一本輪)。
清の妻西川恭子は赤袖。いずれも胴の柄は同じで、冠名「カフェ」を使用する。
「カフェ」らしく全身真っ黒で、胴色はネクタイなど差し色にとどまる。
イメージ通りである一方、他の「カフェ」冠号の馬をウマ娘化するときにどう差別化するかが気になるところである。
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名義ごとに三本輪の色が変わっているが、紫三本輪は基本的に西山牧場代表が受け継いでいる。
セイウンスカイは1999年から名義が西山正行→西山牧場となった影響で、緑三本輪→紫三本輪に変更されている。
現実では、上記の通り1999年の日経賞から勝負服が変更されているが、『ウマ娘』では主に緑三本輪時代の勝負服が原案に採用されている。
全体的に白く、差し色も緑が目立つので、名前予想クイズで「セイウンスカイだと思うけどなんで緑色なんだろう?」と思った競馬ファンも多いかもしれない。
原案ではガーターベルトに紫の差し色があるが、実装版では茶色。
ジャンパースカートに紫の横縞とベルトで「三本輪」を表現していた。配色がほぼそのままなので、名前予想クイズがかなり簡単だったであろうウマ娘の一人。
ドレスに変更され、三本輪はスカートのフリルとリボンの柄で表現されるようになった。
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水色、赤十字襷、赤袖(ノースヒルズ) |
水色、赤十字襷、赤袖水色一本輪(前田幸治) | |
赤、水色一本輪、水色袖赤三本輪(前田晋二・旧) | |
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水色、赤十字襷、赤袖水色三本輪(前田晋二・新) |
モチーフ馬は皐月賞の頃は旧勝負服、それ以降は新勝負服に変更になっている。
勝負服は両者を混ぜたようなデザインになっており、インナーが赤、帯が水色、水色の陣羽織に赤い襷を掛け、水色袖に赤い手甲をつけている。
甲冑モチーフになっているのは、モチーフ馬が引退後相馬野馬追に参加しているためか。
元ネタが70年代、カラー写真もカラーテレビもある。しかし新聞や雑誌はまだまだ白黒優勢で、現代に残るカラー写真の資料が少ない…という中で、「マルゼン」の勝負服の色をはっきり覚えたまま『ウマ娘』のコンテンツを知った人がどれだけいたことか。これが下記の特定難航につながった。
言われてみれば確かに黄が差し色に使われているものの、全体として「真っ赤」以外の情報に乏しいため、初報時からいるウマ娘としてはもっとも特定が難航したことで知られる。
赤いというだけなら、勝負服が真っ赤で冠名「レッド」の東京ホースレーシングの可能性もあったこと、名前からダイワスカーレット説、「貴婦人」っぽいのでジェンティルドンナ、差し色に濃いえんじ色も使われているので、これを黒とみてシンザン(赤・黒襷)説など様々な憶測が飛んだ。
インナーが白でアウターが青、襷と一本輪はベルトや腕章とわかりやすいデザイン。
「風紀委員」というイメージと自らの「バンブー」の冠名からか、竹刀を持っている。
鉢巻きの「夢」は、宝塚記念における杉本清の実況「私の夢」シリーズで初めて取り上げられたことから来ているとされる。
白いブレザーに、竹の柄をあしらったコートを羽織ったデザインに。
三本輪はコートの留め具で表されているが、他にも手袋やリボンに類似の意匠が見られる。
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1997年に勝負服を大きく変更しており、上記は変更前のものである。
上記の通り勝負服は「黒・桃」なのだが、実馬の時点で写真によっては紫に見え、ウマ娘でも「濃い紫と薄紫」という解釈になっている。
実はメガネも、顔がデカいのがバレる前神戸新聞杯以前にかぶっていたメンコの色である。
『涙ひかって明日になれ!』のPVでは、山車に「ビワ」の柄の旗が掲げられる。
『シンデレラグレイ』初出のため、カラー画像がSSRサポートカードしかない。
勝負服の胴色はそのまま胴と帯、袖色は帯の結び目と手袋根元を縛る手ぬぐいに採用されている模様。
原典の勝負服のカラーをうまく差し色に使ったトリコロールな配色。
アイルランド生まれなのにイタリアっぽいが、中央競馬の勝負服にオレンジはないので仕方がない。
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2頭がウマ娘化している。
オーナーが生前経営していたホソカワミクロン株式会社のコーポレートカラーは赤と青。同社の製品は一部に白を基調として差し色に青と赤のカラーリング
が見られる。(公式HPや企業パンフレットなどもそうなっている)。
「マチカネ」の勝負服も赤と青だが、配色が強烈だからか、「ベースに白」のホソカワミクロンでも使われた配色が採用されている。
それ以外のアクセサリーがいかにも福が来そうなので名前予想クイズは一目瞭然だが、このパーツ類を全部外して予想できたらそうとう勘のいい人かもしれない。
上記の通り、「マチカネ」の勝負服とは似ても似つかないが、ホソカワミクロングループの配色によく似ている。
ワーグナーの歌劇「タンホイザー」が由来であることからドイツの民族衣装風。
元の勝負服の色が差し色程度にとどまり、雰囲気を合わせてシックな色合いになっていることから、上記の事情を知っていたとしてもイラストだけ見て「マチカネ」を連想するのは難しいだろう。
帽子に穴を開けて右耳に通している。1コマ漫画では新しい帽子にハサミを入れようとしているシーンが登場するが、この帽子はリボンが「マチカネ」勝負服の柄になっている。
勝負服の配色が、腰に巻いた和服やスカート、狐のお面に採用されている。
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「メイショウ」の配色ほぼそのまま。本作では襷のある勝負服はことごとくπ/にされているが、彼女も同様である。
原案では「袖色=アウター」の慣例に従い、ゆるくピンクのセーターを羽織っているが、3D実装版では脱いでいる。
ピンクを基調とし、菱山形はエメラルドグリーンのボタンやソックスの模様として使われている。
袖の二本輪も、よく見るとグローブの手首部分に使われている。
実装版では、上半身が女子プロレスラーのような服に、下半身が、彼女が憧れている『プリファイ』のようなひらひらスカートに。緑菱山形はチョーカーの宝石や服の柄になったことで、パワフルお嬢様のイメージがさらにアップしている。
リボンの色は、西浦勝一厩舎のメンコ「オレンジ・水色縦縞」である。
「ピンクにお金の模様」という奇抜な勝負服を「サイボーグ」に落とし込む、という難題の答え。
光る蛍光ピンクを差し色に、黄銭形散はネクタイの模様に抑えている。一方、「銭形散」のモチーフだけは両腰のスピーカー状パーツとして残されている。
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「メジロ」は『ウマ娘』実装済みの馬主(関連も含む)では最多のため、「白と緑」の配色はなるべく個性が出るように配色されており、差し色程度にとどまる場合もある。
黒を基調としたシックなドレスで、元の勝負服の配色はインナーに採用されている。
実馬はメジロ商事の馬であるが、なぜか斜めの細い縞となっており、メジロ牧場の袖を彷彿とさせる。
彼女が「メジロ家の紋章」と言っている腕章のエンブレムは、元ネタが今のところ不明。
アニメ2期から登場した勝負服には黒が使われておらず、白を基調として差し色が緑。
そのため、アレンジ版の方が「メジロ」の勝負服に近いという珍しいことが起こっている。
アウターがそのままメジロ牧場の配色である。胴の一本輪は、襟の裏地としてデザインされている。
インナーは、名前の元ネタから野球モチーフ。阪神ともロッテとも言われる。
原案ではスカートは緑のプリーツカートだったが、実装版では黒いスカートの上から緑色のオーバースカートをつけているように変更された。
ライアンと同じくアウターに採用。袖の縦縞は1本になっている。
メジロマックイーンと同じく黒を基調としたドレスだが、肩紐に緑が配されている。
メジロカラーはスカートの右半分に配され、袖の縦縞も右側に2本だけ入っている。
ブーツもアシンメトリーで右だけ長い。また、包帯を思わせるように緑色のリボンが巻き付いている。
パドックでは、絶好調時ここをさするような仕草をするので、骨折や屈腱炎などに悩まされた史実を想起させるデザイン。
初出がモノクロの『シンデレラグレイ』だったため長らく配色が不明だったが、2021年宝塚記念でウマ娘公式G1イラストに採用されたことでようやく判明した。
また、この時は左半分しか判明していなかったが、サクラチヨノオー実装時にスカートもアシンメトリーであることが判明している。
パフスリーブに緑の縦縞が入ったブラウスと、エメラルドグリーンのコルセットにスカート。上半身のイメージは異なるが、下半身とリボンが同い年で同父のメジロドーベルと対になっている。
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元の勝負服が全身真っ黒のため、彼女も(多少差し色はあるものの)黒ずくめ。手に持つ獅子舞のパペットも真っ黒。上着裾の白や髪飾りのギザギザは「歯」のイメージだろうか?
原案では、胴の模様がネクタイ、袖の模様がインナーのワンピースに使われた制服風デザイン。
『シンデレラグレイ』で勝負服が変更され、3D実装版でもこの衣装が採用された。
ホットパンツスタイルになり、胴は紺白ボーダーのチューブトップ、袖の模様は腕章とガーターベルト、左足首のアンクレットに散らばっている。
勝ち鞍モチーフ説を取るなら、彼女のモチーフは「コスモス賞」。
勝負服の色は特に関係ないと思われるが、原典の「赤・青・白」を混ぜると薄紫色になる。
黄、赤縦縞、黒袖 |
史実では2002年ジャパンカップからこの勝負服で出走しているが、ウマ娘のジャングルポケットは齊藤四方司の勝負服がモデルとなっており、こちらは反映されていない。
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黄、黒縦縞、赤袖 |
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設定上、この勝負服は母から青と黄を受け継いだとされている。
一方、黒は上記の通り「エア」の勝負服には使われておらず、むしろ実馬の母ダイナカールの勝負服(社台レースホース)に使用されている色である。→エアグルーヴの母親(ウマ娘)
背中を大胆に開けた黄色いノースリーブに、青のチューブトップを重ねるというパンキッシュなデザイン。
「エア」の勝負服であることは一目瞭然で、顔の見た目から名前予想クイズは容易な方だったと思われる。
差し色に紫が使われていることぐらいしか原形がなく、背中に羽根が生えていることからかろうじて連想できる程度だった。
羽根がなくなり、ヒーロー風のデザインに変更されたが、同時に柄が「ビコー」の勝負服そっくりになり、わかりやすくなった。
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2頭がウマ娘化しているが、いずれも原形をとどめておらず、イラストだけ見て「アグネス」の勝負服を連想するのは難しいかもしれない。上記静画が本来の「アグネス」の配色である。
白衣が目立つデザインだが、ベストが元と同じ黄色である。腰に差した試験管が柄色の水色っぽい。
肩に「茶色、水色二本輪」があしらわれているところにかろうじて「アグネス」の痕跡が見られる。
勝負服の配色が全てスカートの裾に集中しており、パステルカラーになっている。ここから「アグネス」の勝負服を連想するのは難しいだろう。
実装版では、パステルカラーは相変わらずだが各カラーの境目がはっきりしており、配色だけは「アグネス」になっていることがかろうじて分かるようになっている。
リボンは、私服・制服の時が赤、勝負服の時は黄色に変わる。赤は実馬の頭絡の色、黄は手綱に使われていた(額は赤黄のツートンカラー)。
現役時代は旧勝負服を使用。
配色は当時の勝負服そのまま。一本輪はスカートに採用されている。
また、右耳のシュシュが現行勝負服の「青、白襷」になっている。
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Cygamesの親会社であるサイバーエージェント社長の勝負服。
「海老色」は「葡萄色」とも書き、藤田の趣味であるワインの色である(所有馬の名も2019年産はワインの銘柄や産地から取られている)。
所有馬のデビューは2021年からで、現在のところ一頭もウマ娘化されていないが…
一見何の変哲もない赤いジャージだが、袖に白の二本輪がついている。ジャージの線は袖なら普通縦に入るものであり、横に入るのは珍しい。一方、競馬の勝負服では一般的なものである。
これはジャージが描かれた最古の作品である、2017年の漫画『STARTING GATE!』の時点でそうであり(白黒だが二本輪が確認できる)、『うまよん』やアニメ1期以降も引き継がれた。この時点では特に気にされていなかった。
2021年8月、藤田の勝負服が登録された際、「海老、袖白二本輪」と発表され、これがトレセン学園のジャージに似ていることが話題となった。
SNSでは、「ウマ娘のジャージにあやかって二本輪をつけた」という声があるが、藤田晋本人のインタビューによれば偶然とのこと。
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https://twitter.com/susumu_fujita/status/1426150789655851016
地方競馬所属の競走馬は、地方のレース出走時は原則として馬主ごとではなく騎手ごとに決められた勝負服で出走する。このため、地方競馬以外に所属したことがない競走馬がモチーフのウマ娘は、勝負服に決まったイメージがなくデザインモチーフの推定が困難な場合がある。
地方所属の競走馬が中央のレースに出走する場合、馬主が中央に馬主服を登録している場合はその服で出走するが、登録していない場合は「交流服」と呼ばれる枠色の四つ割となる。
地方所属馬が地方の一部重賞に出走する際、登録すれば馬主服の着用が認められるが、このルールが登場するのは21世紀以降の話なので、ウマ娘のモチーフ馬の現役期間によっては交流競走に騎手服で出走している場合がある。
「G1(Jpn1)に出走したことがない」または「高知競馬にはJpn3までしかない」という史実を反映して体操服のままだが、汎用のものとは違い特別製。また、上にトレセン学園指定とは異なる、白を基調としたジャージを羽織っている。
ハルウララの歴代馬主は中央に競走馬を所有しておらず、馬主服が存在しない。
113戦という長い競走生活の中でさまざまな騎手を鞍上に迎えたため、彼女には決まった勝負服がない[1]。
彼女のデザインがピンク色を基調としているのは、実馬のメンコに由来するという説が一般的だが、実はピンクの勝負服を着て騎乗した騎手が一人だけいる。武豊である。
武の地方勝負服はもとからピンクであり、別の馬に騎乗する予定で高知に来ていたことでウララへの騎乗が実現したもので、イメージが合致しているのは全くの偶然だった。
生涯地方競馬所属、かつ中央に馬主服の登録のある競走馬として初の事例。
南関東競馬で馬主服の着用が認められるのは2017年以降のことなので、モチーフ馬は交流競走時は騎手服で出走している。中でも、当時大井所属で主戦騎手だった戸崎圭太(青、赤星散、青袖)のイメージが強い。
中央競馬に出走する際はダーレー・ジャパン・ファームの勝負服を着用している。
オリジナルウマ娘であり、勝負服もオリジナル。本人のキャラクターデザインと同様、現実となるべくかぶらないように真っ白な勝負服となっている。
紺地に青いベルトの勝負服。「黒・青縞または青襷」と解釈でき、そのような勝負服は実際にある(バゴやアユサンなど)ため、オリジナルウマ娘と確定するまでは元ネタがあるのではないかと言われた。
オレンジ・茶色・白の勝負服。これも「赤・茶・海老・白」など、いろいろな勝負服に使われる配色なのでいかにも元ネタがありそうだった。
ゲームのモブウマ娘もG1レース出走時には各自の勝負服を着用するが、形状のパターンは少なく、「レオタード+ショートパンツ」「セパレートドレス風」「ライダースーツ風+手袋」の3種類しかない。
ただしカラーリングはそれぞれ固有になっており、600人以上いるモブウマ娘全員が専用勝負服を持っている形になっている(さすがにほぼ被ってるカラーリングもあるが)。勝負服の一部を肌と同色にすることで微妙に形状が違うように見せるといった工夫も見られる(レオタード型ではアームカバー、セパレートドレスではタイツ、ライダースーツでは肩から腕にかけてが該当する)。
アニメのモブウマ娘もそれぞれ固有デザインの勝負服を着用しているが、さすがに全てのモブウマ娘に別々の勝負服をデザインしているわけではないようで、キャラクターデザイン込みで色違いを使い回ししている(たとえばSeason1に登場したキンイロリョテイとマッシヴコウテイは容姿もほぼ同じで、勝負服は同デザインの色違い)。
以下ではウイニングライブでのみ着用される衣裳について触れる。
ウイニングライブで3着以内に入れなかったウマ娘は、この衣裳を着てバックダンサーとなる。
楽曲ごとに紺色、白、水色、オレンジの4種類のカラーリングが存在する。楽曲ごとの色は以下の通り。
G2以下のウイニングライブ(Make debut!)では、モブウマ娘は3着以内でもこの衣裳(水色)で踊る。
『シンデレラグレイ』では、1着のウマ娘もこの服であり、各トレセン学園の汎用衣裳のようである。
リアルの3rdライブイベント「WINNING DREAM STAGE」で使用された衣裳。Day1が開催された2021年8月28日に、ライブ終了後に全トレーナーに配布された。
青と金色を基調にしており、デザイン的にはスマートファルコンのゲーム版勝負服に近い感じ。短パンの[A]とスカートの[B]の2種類がある。
現在のところはホーム画面とライブシアターでのみ着用できる。育成実装済みの全ウマ娘に加え、ライブシアターではモブウマ娘も着用可能。
4thライブイベント「SPECIAL DREAMERS!!」で使用された衣装。2022年3月5日に全トレーナーに配布された。Glorious Azureと同じく、ショートパンツの[A]とスカートの[B]があり、モブウマ娘も含めてライブシアターでは全員が着用できる。
白を基調として差し色に赤・金を配している。上半身がブレザーで、下半身は白い短パン・スカートの上に、優勝レイを模した巻きスカートを着用する。
掲示板
提供: Pyun Pyun
提供: ぶちょ~
提供: みかん箱EX
提供: hakingweek
提供: オオリ
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最終更新:2025/08/01(金) 20:00
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