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この記事は第651回の今週のオススメ記事に選ばれました! よりニコニコできるような記事に編集していきましょう。 |
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このゲームを原作とする同名のテレビアニメ作品については「天穂のサクナヒメ(アニメ)」の記事を参照してください。 |
米は力だ!
天穂のサクナヒメ(Sakuna: Of Rice and Ruin)とは、マーベラスより発売されているゲーム作品である。ジャンルは和風アクションRPG。対応機種はNintendo Switch、PlayStation4、Steamであり、Nintendo Switch、Playstation4版の発売日は2020年11月12日、Steam版の発売日は2020年11月11日である。限定版には彩色画集が付属される。PlayStation4(DL)版、Steam版では、デジタルサウンドトラック、アートブックなどがセットになったダウンロードデジタルデラックス版が発売されている。
Nintendo Switch&Playstation4版における廉価版は2021年12月9日に発売された。
なお、本作は(PlayStation4用ソフトを用いて)PlayStation5でもプレイすることができる。
ぐうたらな生活を送っていた。
ところがある日、神界に迷い込んだ人間たちを
都に侵入させてしまった上に、
全て台無しにしてしまうという失態を犯す。
泣く泣く島に渡るのであった。
はたしてサクナたちの
運命やいかに・・・・・・。
天穂のサクナヒメ | |
---|---|
ジャンル | 和風アクションRPG |
企画・開発元 | えーでるわいす |
発売元 | マーベラス |
プラットフォーム | Switch、PS4、Steam |
発売日 | Switch、PS4:2020年11月12日 Steam:2020年11月11日 |
イラストレーター | 村山竜大 |
音楽 | 大嶋啓之 |
プレイ人数 | 1人 |
CERO | B(12歳以上対象) |
希望小売価格 | 通常版:4,980円+税 限定版:6,980円+税 |
開発元は同人ゲームサークルの『えーでるわいす』。BitSummit(日本最大のインディーゲームの祭典)にて、マーベラスUSAからゲームを一緒にやることを誘われたのが、本作を企画・開発するきっかけである。初出は2015年12月31日に行われたコミックマーケット89。『天穂のサクナ(仮)』のタイトル名で頒布を行い、その翌年のコミケから徐々に展開していった。2018年5月10日には、マーベラスから国内に向けて販売されることが正式に発表され、公式サイトが誕生。元々はPlayStation4専用ソフトとして開発されていたが、2019年6月7日には、Nintendo Switch版の発売が発表。それと同時にSteam版の発売も確定することとなった。
開発期間は5年を超え、主に『なる氏』と『こいち氏』を中心に開発を進めてきた。(最終的には10人弱のチームで開発が行われた。)開発上のゲームエンジンは基本的にえーでるわいす独自のものを採用しているが、グラフィック部分は他の同人ゲームサークル『souvenir circ.』の『ラグナロクエンジン』を採用している。
ゲームタイトル名の『天穂』の由来は、日本神話で、天照大神 (あまてらすおおみかみ) の子である『天穂日命(あまのほひのみこと)』と推測される。
本作における最大の特徴は『シミュレーションパート』と『コンボアクションパート』の融合にある。『シミュレーションパート』で育成した主人公を『コンボアクションパート』にて操作していき、敵を倒していく。プレイヤーの手腕が求められそうだ。両パートの難易度は、設定画面にてそれぞれ『標準』、『易』から選択できる。
本作の舞台は『ヒノエ島(通称:鬼島)』。日本と同様に四季が存在する。ここで、日本古来より続く『米づくり』をゲーム史上、類をみないレベルで体験することができる。米づくりにおける工程を上手に歩み、立派な米を育てていく。(シミュレーションパート)
コンボアクションパートでは、農具を武器にして鬼を退治していく。爽快感のあるアクションバトルが楽しめそうだ。
本作には、季節の変化以外にも、天候の変化や時間の経過が存在する。
主人公は『サクナ』という豊穣神の女性。武神の父と豊穣神の母を親に持つ神族である。
本作のボリュームは、一通りクリアするのに25時間ほど掛かるという。さらにやり込むことで、30~35時間ほど掛かるという。
グラフィックは3Dで高品質かつ、アニメーション風に描かれる。
2020年11月11日、本作のローンチトレーラーがYouTubeにて公開された。
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https://twitter.com/IGNJapan/status/1309506879890927617
マーベラスは基本的に一般からのゲーム配信を禁止しているが、開発者のなる氏によれば、本作は制限なくゲーム配信が行えるとのこと。ニコニコ動画やYouTubeなどにおいて、自由にサクナヒメの配信を行うことができる。
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https://twitter.com/nal_ew/status/1326070239797239809
本作の主体となるシミュレーションシステム。『米づくり』の工程を上手に進めて、立派な米を育てていく。田植期、育成期、収穫期の3期があり、奥深い米づくりを体験することができる。開発者のこだわりを感じさせる。育った米は料理に使用して食事をすることで、サクナ自身の成長となり、各パラメータ値が上昇する。
道中(コンボアクションパート)で集めた食材や鉱物を使用して、料理や農具を作成することができる。料理の効果には、能力の一時的な上昇、自然回復などがある。食材は消費期限があり、長期に保存できるものもあれば、短期で腐ってしまうものまである。農具は、開発することで農作業の効率を上げることができる。さらに、動物を活用して農作業の効率を上げることもできる。
食事シーンにも開発者のこだわりがあるようで、料理より食べるキャラクターの動作を優先。箸を持って食べる動作も少し苦戦したようだ。
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https://twitter.com/nal_ew/status/1298184568126627840
一定の条件を満たした装備を『真価解放』させることで、特殊効果を得ることができる。特殊効果を持つ枝魂を装着させることもできる。(枝魂は米づくりや探索を行うことで入手できる。)
道中(コンボアクションパート)で集めた素材を使用して鍛冶や機織りを行うこともでき、武器を強化したり、衣装を作成することもできる。作成した衣装は農作業における特殊な効果を得る。
素材の採取を人間達に依頼することができる。依頼する相手によっては、入手できる素材が異なる。また、素材以外のものを時として持ってくることがある。
本編以外にも様々なサブストーリーがあり、神であるサクナが人間たちの悩みや問題を聞いて解決していく。
横スクロール型(2D)のアクションバトルが展開される。様々な農具を武器にして鬼を退治していく。シンプルに行える『連続攻撃』や、技力を消費することで繰り出せる『武技』を積極的に使用していこう。時間が経過することにより、消費した技力は回復していく。農具と武技には4種類(打・斬・突・術)の属性がある。敵は弱点や耐性を持っており、それぞれに応じた属性の攻撃をすることで、大ダメージを与えることができる。また、伸縮自在の『羽衣』を使用して、スピーディーかつ縦横無尽に立ち回ることができ、敵の背後に回ったり、敵を投げ飛ばすこともできる。敵が攻撃してくる瞬間に移動ボタンを前または後ろに入力することで、敵の攻撃をはじくことができる。敵は一定時間、はじかれた後に無防備になる。
稽古場があり、羽衣や武技を自由に使用して戦闘の練習を行うことができる。新しく武技を習得した時に、ここで練習してみよう。
武技は熟練度を上げることでパワーアップする。同じ武技を使用し続けることで、熟練度は上がっていき、それに比例して威力がアップし、攻撃範囲が拡大する。
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https://twitter.com/nal_ew/status/1302890605106720768
ステージには、触れることで炎上する滝のような溶岩、泳いで移動可能な水球など、様々なギミックがある。活用の仕方によっては敵にダメージを与えることもできる。また、『探索目標』が設定されており、敵を一定数倒したり、宝を見つけたりすることで、目標をクリアしていく。それにより、ステージが新たに追加されることがある。
やり込み要素として、『天返宮(あまがえしのみや)』という地下洞窟があり、階層ごとに敵が仕込まれている。ここでしかない貴重な素材を入手できる。
時間の概念が存在し、朝、昼、夜がある(シミュレーションパート共通)。夜以外は良い素材を入手しやすい。夜は視野が狭くなり、敵が手強くなっているので注意が必要だ。
料理や農具を作成するための食材や鉱物などの素材は、倒した敵、草むら、採集場から入手できる。繰り返し探索を行い、必要な素材を集めていこう。
サクナヒメ(CV:大空直美) |
本作の主人公。武神のタケリビと豊穣神のトヨハナを親に持つ神族である。両親の長けた能力をそれぞれ受け継いでいる。作中、ヤナトにおいて上級神に位置づけられているが、両親がおらず育ててもらえなかったためか、自堕落な生活を送り責任感に乏しい。侵入してきた人間達と出会ったことで彼女の生活が一変、主神カムヒツキから厳しく叱責され、人間達と共に鬼が支配するヒノエ島へ追放されてしまう。 追放される際、親友(?)のココロワヒメと別れることに極度に悲しんでいた。 語尾に「~じゃ」と付けて喋ることがある。年齢不詳だが、冒頭のイベントで飲酒をして酔っているシーンがあり、本人曰く成人であるという。田右衛門やきんたに言わせれば童(わっぱ)との事なので、見た目的には子供に見えるようだ。 |
水田の管理や稲の病気など非常に本格的である為、5chの本作のスレッドでは「田植えの直後には水を張るべきなのか?」などとゲーム関連の板とは思えないような質問が飛び交っていた。そこで、詳細に米づくりを解説しているページがあまり多くないことから、事実上の攻略サイトとして「農林水産省のホームページを見ろ」などといったアドバイスが行われていた。発売日には本格的稲作ゲームとして各種メディアでも紹介され、Twitterのトレンドワードには『サクナヒメ』や『農林水産省』が上がり、本作が話題となった。
また、食育的な役割も果たしたらしく「本作を通じて米農家の大変さがわかった」「文明の利器の重要さを学んだ」「これからはご飯粒も残さずにキレイに食べようと思う」といった声も複数上がった。
このヒットはJA全農にも注目され、業界紙の日本農業新聞では2020年11月12日付けで記事にしたほか、パッケージ版の売り切れも続出し「令和の米騒動」とまで騒がれた。全農の広報部Twitterも自サイトのコンテンツで攻略に協力を表明している。 [1] [2] [3]
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https://twitter.com/zennoh_food/status/1326755869053214721
2020年11月15日、ニンテンドーeshopランキングにおいて第1位となった。
『今週のニコニコ大百科 HOTワード 2020/11/11-2020/11/17』において、本作の記事が第1位を獲得。週間スコアは113.7bpであった。その後も第1位を2週間連続(計3週間連続)で獲得した。
2020年11月25日、マーベラスは本作の世界累計出荷本数が50万本を突破したと発表した[4]。
『IGN JAPAN GOTY 2020』において、部門別では『ベストインディーゲーム賞』を受賞した。TOP10入りも果たしており、第7位にランクインした。
2020年12月21日より、本作のTVCMがマーベラス公式チャンネルにてアップロードされている。2021年1月1日より、実際のTV番組のCMとして放映を開始した。
2020年12月25日、開発者のなる氏らが農林水産省から招待され、ゲームに関するインタビューを受けたことが明らかとなった。【直撃インタビュー! 大ヒット稲作ゲーム誕生の秘話☆】
このヒットをうけて、2021年2月28日には神奈川県の川崎市産業振興会館で『コメケット』と銘打ったオンリーイベントの開催も予定されている。このイベントはサクナヒメ関連の同人誌や同人グッズの他に食品衛生法上の表示があれば、お米や米を使った加工食品の頒布も許可されているという異例のファンイベントとなっている。(但し、新型コロナウイルスの感染拡大が続いている時期の為、開催可否の詳細は公式を確認されたし。)
2021年6月4日、本作の世界累計出荷本数が100万本を突破したことが公式より明らかとなった。開発陣によれば、元々は3万本を予定していたとのことで、その予想を遥かに上回るものとなった。
掲示板
3107 ななしのよっしん
2025/02/19(水) 17:57:47 ID: 6HB89L8IQN
がんばれサクナヒメ きらきらあぜ道中 ~わしがファーマーになった理由~
3108 ななしのよっしん
2025/02/21(金) 18:32:11 ID: H2f4L/9OPR
(イナッサーク!)
燃える太陽、背に受けて
行くぞ耕作、マシンが唸る
俺は機械だ鉄人だ
(イネッ!)
いま 解き放てよ 耕運魂
(行くぜー!)
TANBO UP!
悪い土壌をぶち壊せ
必殺必殺限界パワーだ
百列田起こし
俺はNOUKA あーインパクト (イナッサーク!)
3109 ななしのよっしん
2025/02/21(金) 22:21:24 ID: Lr7eEn+uhA
『スゴイツヨイトウフ』作者は『天穂のサクナヒメ』に感銘を受けて“とうふマイスター”に。とうふ知識が開発にも大きく貢献する
https://
提供: ゆんなの
提供: イカ大将軍
提供: ふわトロ
提供: kanze
提供: レミリア
急上昇ワード改
最終更新:2025/03/27(木) 21:00
最終更新:2025/03/27(木) 20:00
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