桐間紗路(きりま しゃろ)とは、Koiによる日本の四コマ漫画「ご注文はうさぎですか?」に登場するキャラクターである。誕生日は7月15日。愛称は「シャロ」。名前の由来はコーヒー豆の品種「キリマンジャロ」から。
アニメ版の声優は内田真礼。
本作のメインキャラクター5人のうちの1人。原作初期及びテレビアニメ1期のときは高校1年生。原作4巻及びテレビアニメ2期からは高校2年生。原作9巻からは高校3年生。
他のキャラにはない薄めの(?)短眉をしており作画の面ではそれが強調されている(版権などで担当絵師が違っても基本的には短眉の描き方になるように指示されている模様)。軽いウェーブの金髪や碧眼など西洋人的な特徴を持つ。それらの特徴は記号的な意味合いではなく生まれつき地毛が金髪で天然の碧眼らしい。ちなみに髪はいつも千夜に切ってもらっている。
別の高校に通うココアや千夜と同学年で、リゼの1つ後輩。千夜とはお隣同士であり、幼馴染である。主要メンバーの中で身長はチノに次いで低く体型も華奢ではあるが、これでも過去にダイエットをした経験があるという。ただし、貧乳であり、リゼや千夜といった巨乳のキャラに囲まれていることもあって、作中で本人が気にしている場面が多い。
リゼと同じお嬢様学校に通っており、またその成績優秀であるという事からもあってココアとチノから尊敬の眼差しで見られている。ハーブティーの喫茶店「フルール・ド・ラパン」を中心に、クレープ屋台の売り子など様々なアルバイトを掛け持ちしながら忙しく高校生活を送っている。
成績優秀で特待生として在学中のお嬢様高校に学費免除で招待される才女。処世術として身につけたお嬢様口調や気品を感じさせる容姿、お嬢様校に通っている事実もあってか、チノとココアからは憧れの存在である。家が隣同士の幼馴染である千夜は胸の内を明かせられる良き相談相手で、よくからかわれたり世話を焼かれたりする仲である。からかいはするが、本当に自分を心配してくれている千夜を友人として認めている。が、よくいじられる。
幼少期に千夜の実家の看板兎「あんこ」に散々かじられた故のトラウマによりウサギが苦手であるが、物語が進むごとに徐々にではあるが克服している様子。原作3巻5話で家に住み付いていた不良野良ウサギのワイルドギースを飼うことにし、奇妙な共同生活を送っている。同じ高校の先輩のリゼと出逢い、想いを寄せるようになるのだが、これはこのウサギが苦手であるため、通学路にいた野良ウサギをリゼに追っ払ってもらったことからである。
基本的には常識人。恥ずかしがり屋であり、照れ屋なため、自分の気持ちを素直に言い出すことができないツンデレ気質。本質的には優しい性格で、面倒見も良く、困っている者を放っておくことができず、押しに弱い。ただ、それが裏目に出てしまうことも多々あり、面倒ごとに巻き込まれやすく、なぜか悲惨な目に遭ってしまう作中でもトップクラスの不憫なキャラクターである。
陶器やグラスなどに過度な偏愛癖を持ち、ティーカップなどに詳しく、透明感や触り心地などにこだわりを持つ陶器フェチの域まで達している。街でおこなわれているブロカントには素敵な陶器を探しに毎年訪れている。陶器が好きなのはどうやら両親の影響らしい。
コーヒーのカフェインに酔う体質である(カフェインテンションハイ、アニメではカフェインハイテンション)。ハイテンションになったり、友好的になったり、シスコンになったり、残像が発生したり、様々な動きを見せるようになる。また、泣き上戸になるなど、コーヒーのブレンド具合によって酔い方が変わる。
リゼ「ココアが二人になったみたいだ・・・!」
お嬢様らしい外見とは裏腹に実は貧乏であり、毎日の生活を千夜の実家の「甘兎庵」の隣にあるボロ家で暮らしながら、タイムセールなどで生活費をやりくりしている苦労人。憧れている先輩のリゼや、ココア、チノからは本物のお金持ちお嬢様と認知され、シャロ本人も幻滅されることを恐れてそうではないと言い出せず、貧乏である事は偶然によってココア達に目撃されるまで露見しなかった。
学校でも自分が学費免除の特待生であることを隠している。お嬢様学校に適応するために並々ならぬ努力をしており、シャロの素性はリゼ以外には知られていない(後にユラにもバレる)。ただ、学校での評判は良く、人望もあるようで、辞退はしたものの生徒会長に推薦されるほど。マヤからは「シャロは肩に力入り過ぎだよ」と指摘されたこともある。
陶芸職人である両親は出稼ぎに出ている。元々は両親と共に大都会へ引っ越す予定だったが、お嬢様学校の特待生試験に合格したため、1人で木組みの街に残ることになった。千夜は出稼ぎにでて留守にしてるシャロのご両親から彼女の世話を任されており、時々その権限を行使するときがある。なお、1人暮らしをする際に千夜から一緒に暮らすように勧められたが、確実に甘えてしまいそうだからという理由で断っている。
貧乏な1人暮らしを送っていることから、生活力が高く、他の主要キャラクターたちには無いハングリー精神と生存能力を持ち合わせている。生き抜くためなら、努力を惜しまずに何事もマスターしようとし、そのときの集中力とこだわりには目を見張るものがある。弱みを見せないようにしたり、お嬢様としての振る舞いを常に意識していたのも、相手から舐められず、生きていくための手段として取り入れている。そういった背景もあって節約術には長けており、もやし料理のアレンジレパートリーが豊富になっている。ちなみに、もやしは炒め派でマヤと討論になったこともある。
フルール・ド・ラパン以外でも、確認できる範囲だとジェラート屋とクレープ屋でアルバイトをしている。接客のために習得した営業スマイルは、対人関係に強いココアですら眩しく見えるレベル。仕事に対する意識も人一倍高く、みんなが働いているときに自分だけ休むことが許せなくなるほどのストイックさを持っている。仕事も恐らく主要キャラクターの中で一番できるようで、ラビットハウスがクリスマスで繁盛していた時、シャロがヘルプで入ってから店の回転が劇的に良くなった。
お嬢様学校に学費免除の特待生として合格するほど学力が高いが、運動神経もリゼに次ぐレベルで高い。才女のはずなのだが、人間関係以外はなぜか報われないのが不憫なところである。また、本人も忘れていたが、幼い頃から吹き矢の名人。
将来の夢は明らかにしていないが、陶芸職人である両親の跡を継ぐつもりはないようだ。
シャロを演じている内田真礼自身も実家がお世辞にも裕福とは言い難かった。それ故に様々なバイトを掛け持ちしながら生活費を稼いでいたという苦労人の過去を持つ。そういった意味で境遇が似た内田真礼は正にリアルシャロとも言える。
▶もっと見る
掲示板
提供: kanze
提供: 核砂糖入り紅茶
提供: hji
提供: 霊地王生路
提供: うりえもん
急上昇ワード改
最終更新:2025/04/24(木) 12:00
最終更新:2025/04/24(木) 12:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。