気乾比重 単語

キカンヒジュウ

気乾比重とは、空気燥させた木材の重さと同じ体積のの重さをべた数値である。木材の含率によって数値も変化する。

「全重」というよく似た言葉もあり、そちらは燥機を使って全に分を飛ばした時(含率0%)の重である。だがそんな木材を実際に使用しても、周囲の分を吸収してどんどんと重が変化する。そのため全重の方には実際的な意味はあまりなく、気乾比重の方がより実用的な数値である。

例えば、の気乾比重が0.19~0.30(含率15%)というデータがあるが、この場合はそのが同じ体積のの19~30%の重量であることを表す。

気乾比重が1をえればに沈むのかというと、実際は木材に空気が含まれているため沈むケースは稀である。

単純に重さを示す値と言うだけではなく、木材の性質を推し量ることもできる。気乾比重が大きい木材は即ち繊維密度が高いという事でもあるため、強度に優れることが期待できる。逆に気乾比重が軽い木材は空気を多く含むと考えられるため、断熱性に優れることが期待できる

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掲示板

  • 1 ななしのよっしん

    2022/03/30(水) 19:10:00 ID: FIRO/XmcwD

    にしたときの火持ちにも関係しますよね
    軽いと火の回りがく、重いと長く燃える

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