水泳とは、水面や水中を泳ぐ運動、およびそのスポーツ競技である。
水泳とは水面または水中で泳ぐこと全般を指す。陸上での生活に特化した人間が泳ぐためにはそれなりの訓練が必要となり、水の抵抗があるため普通に動くだけでも消費エネルギーが大きい。
歴史的には、水辺で生活する上での食料採取や水難回避、移動手段、沐浴からの派生、軍事技術の一つ等として用いられてきた。近代以降はスポーツ競技としての水泳も盛んとなり、世界各地で大会が開催されている。
レクリエーションの一つとして楽しむ人も多い。また最近では、全身運動である水泳を健康維持の手段として注目する動きも大きく、浮力を利用してリハビリテーションなどにも用いられている。
泳げない人はカナヅチと呼ばれる。
自然・アウトドアで行うものから、人工的なプールで行うものまで様々であり、室内の温水プールなどは真冬であっても水泳を楽しむことが可能であるが、あえて真冬の寒中水泳を行う猛者もいる。[1]
泳ぎより水中風景の観察や潜水をメインとしたものはダイビング、シュノーケリングとも呼ばれる。重厚な潜水具を着込んだものから素潜りまで様々。
海軍、海上自衛隊、海上保安庁などにおいては初期・新兵教育の段階でカナヅチでも泳げるよう訓練される。(厳密には個人の水泳能力レベルに応じて、何段階かのグループに分けて訓練される)
パイロットや宇宙飛行士などは水上への不時着などを想定して覚えさせられる。
特殊部隊においては重装備での遠泳や溺死ギリギリの訓練が課せられる場合もある。
人間は水中で呼吸できないため年齢・装備・水泳能力にかかわらず、離岸流や河川における水深・水流の大きく変わる箇所、危険生物、ダムの放水、低体温症、減圧症(潜水病)といった水泳方式や場所に見合った知識・情報を知っておくと自身や家族・仲間の水難事故(→溺死)のリスクを大きく減らすことが可能である。
決められた距離を決められた泳法で泳ぎタイムを競う。種目には自由形、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライの4つの泳法、およびこの4つの泳法を順番に泳ぐ個人メドレーがある。
自由形は文字どおり自由な泳法で良いのだが、ほとんどの場合クロールが採用されている。
高所の飛び込み台から水中に飛び込む際の技を競い合う。
7名のチームで行う球技。ゴールにボールを入れ合い点数を競い合う。その激しさから「水中の格闘技」とも呼ばれる。
音楽に合わせて演技を行い、その完成度を競い合う。2017年以降は国際水泳連盟の方針により、後者の名前に競技種目が変更された。
日本では多くの小中高校でプールがあり、水泳の授業が取り入れられている。必然的に学校を舞台にした作品では授業や部活動として登場する機会が多い。スクール水着!
海や湖が近い地域では沖合への遊泳を授業で行う学校もある。また水難事故に備え、着衣水泳の訓練なども行われることがある。
※ニコニコ大百科に記事があるもののみ。
掲示板
45 ななしのよっしん
2023/11/05(日) 14:41:04 ID: +zGa0p+wlE
腹筋と腰を使えば、腕だけでも泳ぐことができる
ある意味魚の泳ぎ方
46 ななしのよっしん
2025/03/22(土) 13:00:29 ID: zUE9ZFGMsk
水泳をやらない学校が多くなってるみたいね
早く泳げとか色々な泳ぎ方を覚えろとかはそんなにいらないけど、水害から生き残るための術を最初から取り上げるのってとてつもなく残酷なことだと思うなあ。能動的に泳ぐ練習をする子って何%よ?
いずれ災害や事故で泳げなくて大量に死んだという実例が確実に起きるのにそれを許容してしまったのがとにかく虚しい
47 ななしのよっしん
2025/03/22(土) 13:59:15 ID: lFEUtInbu3
周りに水場が何もなく、雨も滅多に降らないサハラ砂漠とかアフガンの山岳地帯のような
荒涼とした地域に住んでるなら泳ぎ方なんて覚えなくていいって言えるだろうけど
日本は大抵の地域に海や川があって雨もよく降るんだよ
だから水場に転落したときの対処法、例えば着衣泳とかを覚えておかないといけないし
そのためにはまず水着で普通に泳げることが大前提になる
包丁の使い方とか自転車の乗り方と一緒で泳ぎ方も最初は親が強制的にでも覚えさせないといけない
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最終更新:2025/03/23(日) 22:00
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