マイケル・フェルプスとは、アメリカの競泳選手である。起きて泳いで食事して泳いで食事して泳いで食事して泳いで寝ていたらオリンピックで金メダルを18個もらえた。
"Eat, sleep and swim, that's all I can do."
1985年6月30日生まれ、メリーランド州ボルチモア出身。身長6フィート4インチ(193cm)、体重196ポンド(89kg)。愛称は「The Baltimore Bullet」、「Flying Fish」、「水の怪物」。種目はバタフライ、自由形、個人メドレー。
7歳で水泳を始めたが、これは有り余るフェルプスのエネルギーに手を焼いた母親がそのはけ口にするためだったという。(なお、小学校6年生の時にADHDと診断されている)すると瞬く間にその才能を開花し、10歳で同年代の全米大会で大会記録を叩き出し優勝、15歳でアメリカ代表としてシドニーオリンピックへ出場した。この時は200mバタフライで5位だったが、翌年には15歳9ヶ月にして同種目の世界記録を更新、その後現在に至るまで14年間保持し続けている。
その後の活躍は目覚ましく、アテネ五輪で金メダル6個を含むメダル8個を獲得し(これは一大会での獲得メダル数で一位タイ)、続く北京五輪で前人未到の一大会で金メダル8個を獲得した。なお、同大会で日本が獲得した金メダルは全部で9個である。ロンドンオリンピックでも4個の金を獲得、計18個の金メダル、総計22個のメダルを有する。ロンドンオリンピックの4×100メートルメドレーリレーを最後に引退。
オリンピックの金メダル数18個というのはぶっちぎりの数字で、二位は半分の9個である。金メダル自体は世界水泳で別に26個持っており、さらにパンパシ水泳でもらった17個を含めると全部で61個、「金メダルでオセロ」まであと3つに迫っている。あと3つくらいなら取れんじゃね?という気がするが、2014年4月に現役復帰の意志を表明したあと、同年9月に酒気帯び運転で逮捕され、次年度の大会に出場できなくなってしまった。どうなるフェルプス。
フェルプスの圧倒的な泳力の秘密は、主に以下の3つが挙げられている。
身体的特徴として、広げると201cmにもなる腕の長さと、35cmの足のサイズがある。また肘・膝・足首の関節が通常とは逆方向にも多少曲がる(いわゆる猿腕)ため、それによって1ストロークで掻ける水の量が同程度の体格の選手と比較しても多いと言われている。強力なドルフィンキックも、膝や腰の柔らかさがあってのものである。
フェルプスは練習メニューとして、8kgのおもりを付けた状態で40秒間立ち泳ぎ10秒レストを10セットを行っている。一般に思われているよりも胸部を大きくしならせるドルフィンキックによって、高い推進力を生み出しているという分析がある。
心肺能力・スタミナも特筆すべきもので、トップ級選手でもまずラスト50mのターン後は10mも潜水できないが、フェルプスはやすやすと10mを超えて潜水する。それによって強力なドルフィンキックの推進力を十分に活用し、ターンで他の選手を引き離すことが出来るのである。
水泳がカロリーを消費する運動であることはよく知られているが、一日に16km泳ぐ世界超一流のスイマーともなると、食事の量も並ではない。英国ガーディアン紙の記事によれば、最盛期のフェルプスは医師から一日10000kcalを摂取するよう指示されており、実際に12000kcal分の食事を毎日取っていたという。ピザや肉をたらふく食べ、一本1000kcalのカロリードリンクを毎食飲むというような生活を送っていたとか。よく練習中吐かなかったな……
掲示板
5 ななしのよっしん
2016/08/22(月) 01:25:35 ID: s5Z0kByrkU
https://
まず他に二桁に載せた選手がいない。ボルトも次の五輪は出ない様な事を示唆してるし。
6 ななしのよっしん
2016/08/23(火) 08:31:35 ID: AvQgZj21Zf
向こうじゃあ「全盛期のフェルプスなら…」みたいな言い回しが定着しそうだね。もっとも、いつが
全盛期なのか分からないレベルだけどw
7 ななしのよっしん
2016/11/06(日) 10:41:14 ID: ekQe/ZnKfH
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最終更新:2024/11/08(金) 17:00
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