24262円とは、命を表すお金である。
『ハヤテのごとく!』339話「1円に泣いたり笑ったり」(単行本32巻収録)及び、アニメ版『ハヤテのごとく! Cuties』 第2話「三千院ナギ」の中でのマリアさんが三千院ナギに語った言葉。
毎日をニートよろしくだらだらと過ごすナギ。今回もBパートの冒頭から、雨が降っていた為に「こんなジメジメした日に学校なんて行けるか!」と登校意志が挫け二度寝で惰眠を貪ろうとする。
「早起きは三文の徳(三文=30円)って言うんですから、雨の中を学校に行けば三十文位の得になるかもしれませんよ」「300円程度で命が張れるか!」説得に失敗し困るハヤテ。突如現れた伊澄の提言で、それっぽい名言をぶつけてやる気にさせることにした……が逆効果。拗ねたナギは「無駄に1日を過ごしてやる」と言い出す。
そこに買い物から帰ってきたマリアさんがナギにこのお金を渡し……
1日を1円として13歳のナギが80歳までに残されている金額。円に直せばゲーム機が1台買える程度でしかない。その中から1000円でも1万円でも自由に使うことができる。何者かから渡され、決して増えることのない金額。生まれたばかりの赤ちゃんの場合29220円。これを読んでいる読者には何円残されているであろうか?
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最終更新:2024/05/09(木) 15:00
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