A.I.とは、2001年に公開されたアメリカのSF映画である。監督はスティーヴン・スピルバーグ。
ブライアン・オールディスの短編『スーパートイズ』を原作とする、愛をプログラミングされた子供ロボットを主人公とした近未来のおとぎ話。
スピルバーグがキューブリックから1980年代に構想を聞かされ、キューブリックの死後、彼が遺したシナリオやストーリーボードを参考に再構築し、完成までこぎ着けた。
スピルバーグが監督した多くの作品の中でも異質な存在を放っている。
本国アメリカでは興行的には失敗したが、日本では大ヒットを記録し製作費を楽々と回収した。アメリカでは難解な哲学映画としてのマーケティングがなされたのに対し、日本では「母とロボットの愛の物語」として宣伝されたことが大きいとされる。この結果からスピルバーグは日本市場をより重視するようになった。
2001年のアカデミー賞では視覚効果賞、作曲賞にノミネートされたものの受賞は逃がしている。
テクノロジーが飛躍的に発展し日常の作業はロボットが担っている未来。
デイビットは“愛”をインプットされた少年型ロボットとして誕生し、家庭の悲劇が他の候補者にはない好条件だと判断されたヘンリーとその妻モニカの元へ養子として贈られる。
自分の子供の代わりなんて絶対に受け入れられないと当初モニカはデイビットを拒絶するも、一緒に過ごすうちに本当の親子のような関係を築いていく。
しかし、不治の病に侵されていた夫婦の実子のマーティンが奇跡的に目を覚まして退院し、予期せぬトラブルも起きたことでデイビットは森に捨てられてしまう。
デイビットは人間に生まれ変わってもう一度モニカと暮らすため、知能を持つテディベアのテディとセクサロイドのジョーとともに、『ピノキオ』に出てくるブルー・フェアリーを探し求めて旅に出る。
掲示板
1 ななしのよっしん ◆/SMn4z7Cts
2023/05/20(土) 14:43:31 ID: UmquVUiRlv
先程、親と一緒に見ました。
父は釈然としないようでしたが、自分には強く刺さりました。最後の最後で、作り物ではあっても最大の幸福を手にしたデビッドの眠りに胸を打たれました。
あとジョー好き。棒人間も優しくて好き。
2 ななしのよっしん
2023/10/04(水) 22:53:19 ID: 0OxogQozOL
今まで観た映画の中で一番好きと言っても過言じゃないくらいに好きな映画
映画全体を通して退廃的で映像でもストーリーでもかなり暗い場面が多いし、ラストもハピエンって感じじゃないから人を選ぶかもしれんけども、マジでその空気感が好きなんだよな
特にラスト15分とかの例のシーンは賛否両論あるし蛇足とする意見もあるけど、あのシーンが映画史上一番好きで一番悲しくて一番幸せで一番美しいんだ
初めて観た小学生の頃は正直意味わかってなかったんだけど、それでもラストのシーンは強烈に覚えてて、間違いなく人格形成とか今の趣味趣向に影響してるわ
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最終更新:2025/04/26(土) 10:00
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