善悪の分配法則とは美濃隆(数理経済学:2001-)が旅行記「伊豆大島の有理カルガモと総体的劣後で集合離散する推理ロケット」(2017)の中で記した概念。美濃自身はこの呼称を「通称」と位置付け、巻末にて19,230字の「厳密な名称」を付けている。(本稿では省略)数理経済的概念としての「善と悪」を定量的に把握するため「モラル数」と共に議論の主要な前提として列記した。
私は幼児の頃、屡々老人ホォムで数多くの老婆とババ抜きをした。この遊戯の単調な面白さは「ババ」1枚こそ「悪」という極限の収束した状況において駆け引きを行う点である。世界の終点において「悪」を抱える一名は即「悪」とみなされる。
美濃は、この構造は「分配ゼロ(分配法則が成立しない状況)」であり、現実の善悪の構造と必ずしも整合しないと捉える。
仮にカァドが連続体であり、我々は連続的なカァドで遊戯が可能であると仮定する。我々は各々の連続的な手札に平たく分布した「ババ」を徐々に引き抜いていくこととなる。ババを抜いたプレイヤは、抜かせたプレイヤから多くの「ババ」を受け取るが、全てではない。
私は客から預かった消費税を、私自身が支払った消費税から差し引いて納付をする。いわば善悪とはこの消費税であり、私自身が負担する消費税こそが私の本来負担するべき善悪であると考えられる。
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最終更新:2025/12/06(土) 11:00
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