『ぷっ』すまとは、草彅剛とユースケ・サンタマリアのコンビが出演する深夜番組である。
概要
草彅剛とユースケ・サンタマリア - 通称、彅スケコンビがゲストと企画内容を楽しんだり、対決したりするのだが、彅スケのせいでgdgdになりやすい(筆者注:この番組ではいつもの事兼褒め言葉)バラエティ番組。放送当初から一貫して深夜放送枠に収まっており、彅スケやスタッフ的には特番以外にゴールデンタイムでの放送は避けたい様子。フルオンエアされない小芝居から始まり、草彅と片方のゲストによるショートコントで〆るのが通常パターン。
視聴経験のある人ならおわかりかと思うが、彅スケコンビの進行はgdgdになりやすい。故に、1時間番組のクセに約5倍もの収録時間を要している。最初から長時間ロケならまだしも、ゲストまでgdgd進行に加わった場合、スタッフよりお詫びのテロップを入れられてしまう可能性も。流石に進行に定評のあるゲスト(例:和田アキ子、柳沢慎吾等)が来た場合はキッチリ進行することも。一応、司会進行として大熊英司アナウンサーもいるのだが、彼はあまりツッコまない。「司会者が司会をしない番組」と揶揄されるが、司会があの二人なのでお察しください。
主な出演者
- 草彅剛
彅スケの彅の方。爬虫類などでいたずらをしたり、フリーダムな行動に躍り出ることから、ナレーションやテロップに永遠の5歳児呼ばわりされることがある。また、『新・記憶力絵心クイズ』では画伯として大活躍しては視聴者の腹筋を容赦なくいじめる。但し、『ザ・ギリギリマスター!』では逆に妙に心臓が強化される傾向にあるため、勝率が高い。
- ユースケ・サンタマリア
彅スケのスケの方。実は体が弱いので初期がスタジオ収録ばっかりなのは彼が原因の一つであった。過去に病欠したことがあり、このときに代打として登場した江頭は苦汁を舐めさせられた。また、彼が番組を占めなければ凍った空気になりやすいので、そういった意味ではありがたい存在である。また、『新・記憶力絵心クイズ』ではKing of 無難として草彅画伯の良さを引き立てている。
- 大熊英司
司会進行を担当。例え好物である甘い物を与えられても、食べながら進行する。但し、地方ロケや「彼女が水着に着替えたら」などの企画には参加していないことも。最近では実験台にさせられてはシャウトする。
- テロップ
当番組きってのツッコミ。というより、このテロップとナレーションぐらいしか毎回ツッコミを入れる人物はいない。
- 伊津野亮
ナレーター。テロップと共に毎回ツッコミを入れている。
以上がレギュラー。その次が準レギュラーやコーナーレギュラー
- 江頭2:50
最低でも年1回は登場。草彅のライバルポジションであり、「ギリギリマスター」にて数々の奇跡を起こす。しかし、レギュラー交代を狙っていた頃のこと。インフルエンザで番組を休まざるを得なかったユースケの代打で登場したときに挑戦したクイズでは、勝手がわからずに正解してしまい、罰ゲームを逃すという大失態を犯してしまう。それ以来、コレがトラウマになったのかレギュラー交代を要求しなくなった。
- 「あの子が水着にきがえたら」の女性進行役
現在は島本真衣。過去に武内絵美、龍円愛梨、前田有紀が務めていた。いずれもテレビ朝日のアナウンサー(時代に出演していた頃)の女性である。
主な企画
- 新・記憶力絵心クイズ
草彅画伯とKing of 無難が記憶力を頼りに著名キャラクターや著名人などを描く。発表される順番だが、ラストの大半が草彅画伯である。そんな画伯は抽象的な発言で批評したり、細かすぎる一点だけを探してはここが似てると主張する。ご褒美が買い物の場合、ユースケが高額物件を買うことが多いので、スタッフはユースケ対策としてチャレンジゲームを設けるなどしている。また、この企画で東幹久や長澤まさみらが画伯として名を連ねてしまった。
- ザ・ギリギリマスター!
江頭が奇跡を起こす企画として有名。この企画で破裂モノや静電気バンドが出てきた場合は草彅に注意。また、この企画に木村拓哉が出演した際、くさやを食べた江頭に唇を奪われそうになる。また、収録語に相撲、腕相撲、手押し相撲で木村と江頭が対決。当時を知る物からすれば抱かれたい男と抱かれたくない男のNo.1共演が実現した回と言えるだろう。
- 物件拝見トレジャーバトル
都内や関東近県の高級住宅、マンションなどの物件を舞台とした宝探しゲーム。このときのゲストはどちらも女性だが草彅側には年長または大人しめ、ユースケ側には年少またはギャル系が付く傾向がある。お約束としてはトラップだろう。江頭はどこかの物件に潜んでいることが多く、草彅は外国人トラップ、ユースケはハニートラップを仕掛けられるのが恒例。また、『Indiana Jones And The Temple Of Doom』のサウンドトラックに収録されている『Parade Of The Slave Children』がBGMとして登場する。
- 芸能界ビビリ王決定戦
あるシチュエーションのコントの中で、ドッキリに対する耐性を競うもの。心拍計測器のグラフが150を超えたら1ビビリポイントが与えられ、一番ビビリポイントが多い人物に「KING OF CHICKEN」の称号とローストチキンをかたどったトロフィーが与えられる。この時、仕掛け人となるのはコーナー名物であるビビリ劇団の皆様と特別ゲスト。大半が草彅が王者となる。但し、勝俣州和のように最初から心拍数が150オーバーだった場合は特別ルールを設けられる。そして、この企画には上位版である『芸能界ビビリ王決定戦〜THE HARDEST〜』というものが存在し、コレに限り彅スケコンビは大熊アナと共に見届け役や仕掛け人に専念。なお、芸能界にはこれに出たがるドMファンがいるようで、番組内で出たいとアピールした人がいるほど(例:稲垣吾郎)。
- 我流グルメ こだわり三択王!
所謂プレゼン側による独創的な食べ方を各々で三品ずつ試食した上で、プレゼン内容やリアクションを頼りにニセ我流グルメを当てるというもの。この企画に登場した「納豆トースト」は出演者から高評価を得ており、早食い企画において食パンの調理法として用意されるなど、モノによっては好物として登場するパターンもある。
- ぶっつけ本番! ハイスクール
子供の頃はできたことに今改めて挑戦する企画。学校で習う物事やアニソンを歌詞を見ずに感想、ファミコンゲームなどに挑戦する。なお、企画全部を通して負けると精神的にクる罰ゲームが待っている。言うまでもないが、第1回で実施した「かわいいコックさん」の絵描き歌では草彅画伯が挑戦し、視聴者が腹筋が壊れた。そんな画伯もスターソルジャー1機のみでどこまで耐えられるかチャレンジしたときは5分39秒という記録を打ち立て、ゲストを驚かせている。
- あの子が水着に着替えたら
彅スケチームとゲストチームが選んだ水着を着ていただく企画だが、それを着てくれる女性がどれだけ集まったかで着てくれる水着と女の子が変わる。ゲストは勿論男性である。この企画ではユースケが下心を出しては草彅に「奥さんが見てますよ」とたしなめられる。
- 知ったかマニア王
お題に対する(自分の中では)マニアックな知識を披露し、審査員がボタンを押した数だけポイントを得ることができる企画。当然、疑わしいものには調査のメスが入る。この企画では『GO! GO! MANIAC』のイントロをはじめとした「けいおん!」楽曲が使われている。
- おもてなし-1グランプリ
タレントの家庭にてホームパーティーを開いてもらい、3時間の準備期間を経て、そこでどんなおもてなしを受けるかを予想する。負けたら自腹でプレゼント。当然だが、開催場所の家主であるタレントには事前に知らせており、その出演条件も、「ホームパーティが大好きで、よく自宅で開催する芸能人」「奥さんがテレビで放送していい、一般人ではない(元・芸能人の)女性」としている。但し、ターゲットにとってはドッキリ企画なので訪問先がレギュラーになることはない。インパクト面では住谷正樹宅だろう。最初は住谷さんが登場したが、途中からHGに交代。だが、何故か妻の鈴木杏奈によって彼女の長男の出産シーンが…。コレには全員困惑せざるを得なかった。
関連動画
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関連項目
- テレビ番組の一覧
- 草彅剛
- ユースケ・サンタマリア
- 大熊英司
- 伊津野亮
- 江頭2:50