「あばばばばばば」とは、芥川龍之介の短編『あばばばば』に登場する台詞である。
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青年がいつも小さな買い物に利用していた雑貨屋にふと、見慣れない若い女主人が出てくる。その女主人は品物を頼む度に何度も聞き間違えては頬を真っ赤に染めるので、青年は彼女の反応を面白がり、女主人に色々と軽いちょっかいを出しては日々その反応を楽しんでいた。ところがある日、ぱったりとその女主人が店に顔を出さなくなってしまう。青年も最初こそ気に掛けてはいたが次第にその女主人の事を忘れかけた。そして半年ほどが経ったある日、またあの女主人が店の前で赤子を抱いているのを見かけ、二人は目を合わせる。青年は以前のように彼女が頬を赤らめることを期待したが、女主人は澄まし顔で静かに微笑むと人前も気にせず「あばばばばばば、ばあ!」と赤子をあやしていた。青年は知らずにやにやと笑い出す。そして女主人の反応に落胆すると同時に、讃える気持ちを持ってそのままその場を立ち去る。
女はもう「あの女」ではない。度胸の好い母の一人である。一たび子の為になつたが最後、古来如何なる悪事をも犯した、恐ろしい「母」の一人である。
以上。
(無題) 投稿者:まことじ 投稿日:2009年 1月29日(木)05時57分55秒
芥川は関係ないです
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最終更新:2025/12/12(金) 10:00
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