ありがとうは高知の言葉 単語


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アリガトウワコウチノコトバ

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なんなん?だーぁろぉ~~♪

概要

高知方言は南四国方言に属し、四国山地によって隔てられた他三県の予阿讃方言が属する北四国方言とは大きく区別されている。また別の分類では高知県中東部の土佐弁のみを南四国方言とし、それらとは別に高知西部の幡多弁と愛媛南部の南予方言(宇和島弁など)を合わせた西南四国方言を定義する向きもあり、実際はっきりした京阪式アクセントをとる土佐弁と、やんわりした内輪東京式アクセントをとる幡多弁ではかなり印象が異なる(※以上、ウィキペ先生の「四国方言」等を参照しました)。

そして標準語の「ありがとう」に相当する、伝統的な土佐弁および幡多弁での感謝の言葉は

おおきに (※幡多弁の児童語では伊予弁寄りの「だんだん」になる報告例あり)

つまり厳密には「そこはありがとうじゃないよね」なのではあるが・・・・・・平成を越えて令和となった現代では、かなりのご年配でないと「おおきに」を使うことはなく、もっぱら標準語準拠の「ありがとう」を使うのである。

まあそもそも「おおきに」も「だんだん」も、共に近世の上方方言由来の「大きにありがとう(=大いに感謝する)」「段々ありがとう(=重ね重ね感謝する)」の後半が省略されたもの・・・・・・と説明されることが多い。しかしながら、直接的に感謝を示す「ありがとう」を敢えて言わずに前半の修飾のみで察しを付けさせるという手法は、以心伝心の営みを以て感謝の気持ちを受け渡すことで心のより深い所で互いの心情を通わせ合うという行為でもあり、これは日本人好みの奥ゆかしさや侘び寂びの心に大いに通じるものである・・・・・・まあ端的に言えば「皆まで言わせんな恥ずかしい」ということである。

と、長々と述べてきたが、要するに「おおきに」であろうと「だんだん」であろうと、その本質にあるのは「ありがとう」という言葉に他ならない。故に、

「なあなあ、おとうさん。ありがとーは、コーチのコトバなのか?」

     そ う ち や
「肯定する」

ちなみに、おとうさん(ゴーレム)役の小野大輔氏は、高知県中部の高岡郡出身である。

本当の概要

アニメ『ソマリと森の神様』のオープニング主題歌「ありがとうはこっちの言葉」(歌・作曲:森山直太朗 作詞:御徒町凧 編曲:河野圭)のタイトルおよび歌詞の空耳である。

なお本項の冒頭の「なんなん?」は歌い出し部分の弾幕ネタである。

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関連項目

  • ソマリと森の神様
  • ありがとうはこっちの言葉/森山直太朗
  • 高知県/土佐弁/幡多弁
  • なんなん?

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最終更新:2025/12/07(日) 00:00

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