お...お前 変なクスリでもやってるのかとは、猿渡哲也の漫画『TOUGH』の登場人物 横山春草の台詞である。「お変ク」と略すこともある。
高速道路のど真ん中で戦いを続ける宮沢鬼龍と春草。春草の攻撃を受け、何度も車に轢かれながらもなお立ち上がってくる鬼龍。鬼龍の目的は、春草に「二度と鬼龍と戦いたくない」と感じるほどの恐怖を植え付けることだった。
当初は煽ったり「あ── 何言ってるかわかんねぇよ」といら立ちをぶちまけたりしていた春草も、鬼龍の尋常ならざるしぶとさに言葉を失いつつあった。まともな人間なら3回は死んでいるようなダメージを受けてなお這い上がる鬼龍のしぶとさに、春草は
「お...お前 変なクスリでもやってるのか」
と冷や汗を流し始める。それは、鬼龍の得体の知れなさに対する畏れ―すなわち恐怖が芽吹いてきた兆しであった。
突拍子もないコメントや考察にツッコミを入れるときなどに、ドン引きや焦りのニュアンスを込めて使う。「あ── 何言ってるかわかんねぇよ」と同様に使えるが、ストーリーを踏まえると「お...お前 変なクスリでもやってるのか」の方がドン引き度が強め。
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最終更新:2025/12/08(月) 18:00
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