かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜とは、週刊ヤングジャンプで連載中の漫画である。略称は「かぐ告」、「やらせたい」、「やせたいの」等。

作者は、ライトノベル「さよならピアノソナタ」のコミカライズ担当や、VOCALOID「IA -ARIA ON THE PLANETES-」のキャラデザイナー担当としても知られる赤坂アカ。

概要

2015年にミラクルジャンプで連載を開始し、後に週刊ヤングジャンプへ移籍した。

四宮かぐやと白銀御行がお互いに相手に告白させようと知略を張り巡らせ、高度な心理戦が繰り広げられる本格知能派作品である。

あらすじ

秀才の学び舎である秀知院学園。その生徒会で副会長を務める四宮かぐやと、生徒会長の白銀御行。プライドの高い二人はお互いに相手が気になっているのだが、素直に自分から好意を伝える事を負けと捉え、如何にして相手から告白させるかに腐心している。
今日もまた生徒会室で、権謀術数が渦巻き、激しい恋愛頭脳戦が行われているのだ。

登場人物

秀知院学園生徒会

四宮かぐや

高等部二年。総資産200兆円を誇る四宮グループのご令嬢。

あらゆる分野で秀でた才能を見せる天才。しかし身の回りの世話は全てハウスキーパーが行うなど正真正銘の箱入り娘である為、一般常識や世俗には疎い一面がある。
御行と出会った頃は他人との接触を拒み、他者を寄せ付けない雰囲気を纏っていた。本人曰く人に好かれる努力をしたとの事で今では大分と丸くなっており、困っている子供を見かけたら迷惑そうな顔をしながらも見捨てられないくらい優しさを見せる。
器と胸が小さく、独占欲が強く、嫉妬深い。

御行に告白させようと策略を練るのに余念が無く、その目的の為なら四宮グループの力を行使する事も厭わない。

嘲笑と憐憫を込めた笑みを浮かべながら投げかける「お可愛いこと」が口癖ではない。

白銀御行

高等部二年。

学園模試では常に1位、全国でもトップクラスの成績を誇る。富豪や名門が集う秀知院学園で数少ない一般階層の出で、歴代でも3人しかいない混院（中途入学の生徒がこう称される。それに対して初等部からの生徒は純院）の生徒会長。
自身を天才と呼んで憚らないが、その実力は1日10時間の勉強を欠かさない確かな努力に裏打ちされた結果である。漢字検定二級、英語検定準一級、乙種第4類危険物取得者、ひよこ鑑定士などの資格も取得している。ただ柔軟な思考が求められるなぞなぞの類いは苦手。喋るチンパンジー。

また高額な学費を賄う為なのか、スケジュールの多くはアルバイトで埋まっており吝嗇家のきらいがある。

出自からかぐやと違い一般的な感性を持ち合わせており、思春期らしい思考も見せる。他の生徒からは恋愛百戦錬磨と思われているが交際経験は皆無で、恋愛感はかなり頓珍漢。

藤原千花

高等部二年で生徒会書記。曽祖父が元総理大臣、叔父が現職の大臣と政治家一族の出身。

かぐやとは中等部からの友人であり、彼女の事をとても慕っている。明るく朗らかで天真爛漫な性格で、陰謀が飛び交う生徒会の清涼剤である。
人の姿をした家畜、プライドが無く他人に依存する事にばかり長けた寄生虫、胸ばかりに栄養が行ってる脳カラとは某副会長による評。

父親が厳格なのか溺愛しているのか、恋愛映画を見たり恋人を作られている事は禁止されているが、流石にかぐやほど浮世離れしておらず、人並みの性的知識を有している。

自身が人である事に自信を持たなかった事は一度も無い。

とても賢くてイケメンでちょっと毛の色が明るくて目元がキリッとしている愛犬のペスを飼っており可愛がっている。

石上

生徒会会計。本編には名前のみの登場だが、生徒会の活動には皆勤賞らしい。

その他

ミキティー

小学校高学年（作中の台詞からすると五年生か？）。

イエティが友達。
横断歩道を渡る事を不得手としている。

関連商品

関連静画

ニコニコ静画と週刊ヤングジャンプとのコラボ企画「となりのヤンジャン！」の一環として、2015年09月03日からニコニコ静画 (マンガ)においても連載されている。

関連項目

• 赤坂アカ
• 告白
• 週刊ヤングジャンプ
• 漫画作品一覧