こするだけシリーズ(コスルダケシリーズ)とは、「新日暮里ダンススクール」内のスカル乳首金閣氏のダンスをモチーフにした作品群及び「おぜうさまがおまたをこするだけ」から派生した作品群に付けられつタグである。
レスリングシリーズの本編のひとつ、「ダンススクール編」。ここでは妖精たちが、魅惑的なのか扇情的なのかはよくわからないが、ともかく中毒性の高い演舞を披露している。
そのなかでも、スカル乳首金閣氏のダンスはTシャツをまさかそんな方法で使用する衝撃的な演舞を披露しており、このダンススクール編でも特にインパクトのあるシーンである。
しかしながらMADへの起用率はそれほど高くなく【要出典】、レスリングシリーズの中でもコアな部類に入るものと思われていた。
そう、「あれ」と「接触」するまでは……
前兆はあった。
レスリングシリーズでも散発的ではあったが絵師による「手描きMAD」作品。単純かつインパクトのある動き。この頃は爆発的ヒットには至っていないものの、その哲学的境地に哲学者達でも超ビビり、おののいていたことは想像に難くない【要出典】。
そして、2010/3/9。ついに我々はあの作品と接触してしまう。
15枚の絵で構成されているという動きは手描きとは思えないヌルヌルした動き。すぎやまこういち作曲の無駄に荘厳なBGM。そして何より、その画力を「釣り」に特化した思い切りの良さと外道さによって、一般のお客さんのみならず、哲学者たちをも大いに見せかけで超ビビらせた。
あげくの果てにうp主は気兼ねなく素材を公開し、更なる接触を促すのである。こうなった以上は我らが誇るニコニコ職人達が黙っているはずもなく、顔のみを改変し思い思いの楽曲で構成された作品を次々と生み出し、人々を更に阿鼻叫喚へと陥れ、未知のエリアへと誘うとのであった。(それは当項目をも例外ではなく、記事主を悪乗りさせたあげく哲学者達をもダークドン引きさせてしまったほどである。ちなみに記事主は因果地平の彼方へ送られました。)
このシリーズの特異な点として、そのフォーマットにとらわれない多様さを挙げることができるだろう。
通常の手描きMADは元ネタの作品に比較的忠実であり、フォーマット通りの動きとBGMで統一されることが多い。しかしこのシリーズでは、本家うp主が提供している素材でも、顔だけの改変だけではなくBGMを変えてあったり(どの動画も無駄に荘厳でハイセンスな選曲)、複数の登場人物が同時に登場したり(意表を突きながらも奇抜すぎない無駄にハイセンスな配役)、ストーリーを想像させる構成に仕立てにしたり(無駄に奇抜ながらもぶっ飛びすぎない絶妙なバランスの構成)と、各作品の独自性は非常に高い。どれもフリーダムながらもどこか不思議なバランスで統一された秀逸な作品である。
派生作品の登場人物の奇抜っぷりも群を抜いていると断言できるだろう。
釣り動画に最適であろう東方やアイマスに代表される美少女作品・人物のみならず、男性キャラクター、某キチガイアニメやAAのキャラクター、インド人、政治家、マグロ、スパイ、超ロボット生命体、アルパカ、某会社社長、さらにはもはや誰特なのかわからない電車車両、そもそもなぜ動かそうとしたのかわからない公共マークなど、もはや人智を超えた配役には脱帽するのみである。
また、本家のフォーマットを意識しつつも、完全に書き下ろした作品や、本家BGMを使用しながらも全く違う映像素材を使用した作品、さらにはもはやこすってすらいない作品など、このシリーズは一体どこへ向かっているのか誰にもわからない。
向かう先が因果地平の彼方でないことを願うのみである……と書いたとたんにこれだよ!!!
こするだけシリーズがコミュニティと接触したときは紹介してください。
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最終更新:2025/12/11(木) 12:00
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