こなたとハルヒの第二次世界大戦

こなたとハルヒの第二次世界大戦とは、PCゲーム『Hearts Of Iron II（ハーツオブアイアン 2）』のプレイ動画の一つで、主に『涼宮ハルヒシリーズ』と『らき☆すた』のキャラクターたちが登場するストーリー動画である。

概要

　Hearts of iron IIに様々なMODを追加し（うｐ主独自のMODもなされているっぽい？）、架空の1935年という世界を構築している。

　この世界はハルヒの特殊能力により創造されたものと説明されており、表題のキャラクタ達のみならず、様々な作品世界のキャラクタたちが世界の首脳・閣僚として第2次世界大戦に参加している。

　プレイヤー（うｐ主）は大日本帝国ではなく、中国共産党（をベースにした某国家）でプレイしており、物語の重要な役割を果たす大日本帝国はAI任せである。 SOS団のAIは相当に攻撃的なようで、その狂犬っぷりは動画中でも遺憾なく発揮されている。

　基本的に、うｐ主はこれの尻ぬぐいをしながら、大日本帝国がそれ以上暴走しないよう資源等で支えるという、アクロバティックなドＭプレイを続けている。 

　また、動画のスタイルとして、本編の多くは会話シーンと少々の動画で構成されており、実際のプレイについては、ほとんど動画には登場していない。時折、イベント発生のダイアログが登場し、物語を補完している。

　これらの要素を織り交ぜながら、ギャグとシリアスを存分に含んだストーリーを展開している。

見所

本シリーズを特徴づけている要素として以下の項目があげられる。

・複数の『涼宮』の存在

　本シリーズには、『涼宮ハルヒの憂鬱』を核とする、さまざまな派生作品、二次創作作品など、あらゆる『涼宮ハルヒ』が登場する。それら多彩な『涼宮』には、それぞれ目的があり、その周囲の思惑なども絡み、見応えのあるストーリーが展開する。また、表題のシリーズ以外の作品からもキャラクターが多数出演しており、『涼宮』を中心とした第2次世界大戦を大いに盛り上げている。

・個性的な登場人物達　

　本シリーズにはHOI２にも登場する史実キャラクタたちが数多く出演しているが、彼らの中にはうｐ主独自のキャラ設定が施されている者もいる。
　具体的には本シリーズをご鑑賞いただきたいが、うｐ主の大胆な（時にアグレッシブ過ぎる）性格付けにより、史実キャラクタ達もハルヒやこなたなどのアニメキャラたちに劣らない、強烈な個性を発揮しており、この動画の大きな特徴となっている。

　また、意外な人物が奇想天外な役所を演じている場合もあり、これもまたうｐ主流のキャラ設定を発揮しているといえよう。

　ただ、あまりにカッ飛んだキャラ設定を、ありえない人物に施すこともしばしばあるため、一部コメでうｐ主の身が真剣に案じられている。

・秀逸なストーリーと演出

　そして、これらのストーリー展開は、実際のゲームの進行を元に、うｐ主独自の解釈により構成され、制作されている物と思われるが、そのイベントに対する解釈が秀逸で、見事なストーリーでシリーズが進行しており、先が読みづらく、普通のプレイ動画とはひと味違った見応えがある。

　また、小ネタの多さ、幅広さ、そして随所で挿入される、当時の実写動画も要注目ポイントである。 

関連動画  

　

登場作品（軽度のネタバレを含む場合があります）

・涼宮ハルヒシリーズ（さまざまな二次創作に限らず、本編シリーズからも登場する）
・らき☆すた（中国共産党の中核。うｐ主プレイ）
・フルメタルパニック（人物は一切登場せず、作品からは兵器の一部が出演している）
・ヴォーカロイドシリーズ（ドイツ第三帝国）
・ヘルシング（ドイツ第三帝国。世界観は連結していない）
・東方シリーズ（一部キャラクタが端役もしくは立ち絵を拝借する形で登場。世界観の関わりは薄い？）

※9月6日編集現在

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