この世界の片隅でとは、いろんな意味で大崩壊するMUGENストーリーである。
あらすじ
川名みさきはフリーダムカオス高校へ通う眼が見えなくて大喰らいな普通の女の子。
そんな彼女はある日の登校中、一人の幼女と出会う。
その幼女ヴォイスの惚れこんだみさきは彼女をほいほいと「お持ち帰り」する事にしたのだった……。
概要
川名みさき(ONE~輝く季節へ~)を主人公とし、その学園生活を描くという動画であるのだが、そもそも人選からして人外が半分以上というフリーダム状態であり、人間が出てきても総じて変態であり正直人外のほうがマトモという壮絶な変態ギャグ動画である。
どれぐらいまともじゃないかと言うと、みさきの盲目が霞んで見えなくなるぐらい。
また、全体的にアホの子が多い上、一部明らかにアホの子では済まないようなのや、果ては異形の化け物までもが混じっていたりするのだが、それすらも違和感無く共存出来ているという点は何か考えさせられるものがある。
そして、強烈なギャグ日常の合間にギャグすぎる日常からは想像もつかないようなシリアスな展開も多く、そちらでは人間(或いは人でない生物)の持つ『想い』を精細に書きだしているため「フリーダムでカオスだが、間違いなく心温まる物語」となっている。また、一見壮絶なキャラ崩壊をしていると見せかけて細かい部分が無駄に原作に忠実だったりそのキャラの本質というべき部分は残っているなどかなり油断ならない
異常なまでに個性的なキャラ付けによってキャラの「日常」のイメージを強く作り出し、その上で、余りにも荒唐無稽でギャグすぎる日常とシリアスな非日常とを繰り返しながらシリアスの中にあっても尚ギャグという名の「日常」を貫くことで強さを描写するという手法はkey・・・いや、ONE~輝く季節へ~のそれそのものある。
同時上映
主に各章の終了時にうp主が質問に答えたり、いろいろとはっちゃける動画「あの教室の隣室で」が上がる時があり、いろいろと答えてくれる。その際のパーソナリティは天野美汐と上月澪がを務めている。
また、動画開始時や場面切り替え時に「Now loading」を模した画面を挟んだり、動画終了時に登場キャラの紹介が入ったりする。最近になって、青子先生が見てきた「異世界」を紹介する。という形式で他動画を紹介する「青子先生の異世界観察日記」が始まったようである。
登場人物(現在、第二部まで)
主人公
- 川名みさき
漢気ある変態。開幕早々川原で遊んでいた椎名繭を突如妹にしようとするなど超フリーダム。
しかし、冷静で穏やかで面倒見が良いため、変態で自重しないこと以外は良いお姉さんである。
何より人の心を読み取る力に極めて優れているため、彼女のお陰で心を開いた者も多い
尚、「原作に忠実な盲目」でもあるのだが周りがすさまいいため普段はさほど気にならない。
フリーダムカオス高校
みさきのクラス
- ブロントさん・・・みさきのクラスの担任。話し方に癖はあるが生徒のために奔走する先生。
- ヌール・・・常識人故に苦労が絶えない。やるときはやる。
また、猫たちに餌をやっていたため、ネコと交流がある。
- てんこ(天子さん)・・・ブロントさんの娘、頼りないが友達思いのいい子。
ドMであるため、殺傷目的以外でぶん殴っても全く効果がないという恐るべき特徴を持つ。
- 炎邪・・・普段は勢いだけの豪快なバカ野郎。シリアスになると「バカ野郎」。
相対的に余りエロに傾倒していない。
- 軋間(軋間紅摩)・・・周囲の変態具合を上手いこと回避する立ち周りに定評がある男、
血の気は多いが冷静。性欲については所謂健全な男子学生のソレである。
- 椎名繭・・・みさきに持ち帰られた第一部の主人公。年齢的には中学生だが知力が原作と同等であるため知識や情緒発達は小学生並みかそれ以下。反面、純粋で常識的であり、「知恵」は良く回るほうである。
第二部から正式に生徒となり、知識の方も徐々に発達を見せている。
- カケラ(シュマゴラス改編沙耶)・・・第二部終盤の主人公。「人格」としては完成間もないため何も知らないが物凄い勢いで知識を吸収して留め置くことができるため、社会になじむのに時間はかからなそうである。
メタモンの如く変身できるようだが、現在はみさきに似た姿(神奈備命)のみ。
教師陣
- 蓬莱山輝夜…校長先生。生徒と非常に仲が良い。ちなみに、「原作の原作」通りの出生をしている。
- ハシ…表向きは用務員の先生、所謂好々爺だが本気になると強い。
- 天子(比邦名居天子)…教師、ブロンドさんの嫁。やや子供っぽいが結構頑張る。絶壁は禁句。
- 紫鏡…ドSM歴史教師。ではあるが教師としての仕事はしっかりしている。
- エロス(アナザーブラッド)…エロス国語教師、言わずもかな。どんな状況でも自重しない。
- グリフォン(グリフォンマスク)…体育教師、バカ系熱血体育教師を地で行く性格。
- タバサ…養護教員。所謂大人の女性だがやや地味ではある。
- ナナーマン…教師陣最強の一角、でも英語は不慣れ。
- 沙耶・・・第二部の首謀者の一人だが、第三部から教師になった。無邪気、素直、純情。種族特性は概ね原作通りのようだが「見たまんまの姿」をしており、「メタモン如く自由に変身できる」という能力を持っている。
- 蒼崎青子…第二部の首謀者であり、第三部から教師となった。イジられ役。魔法使いとしてはダメな方らしいが祖父から譲り受けた物凄い魔力とを持っている。第二部でグラットンソードを狙っていた理由や第三部より開始したコーナーの設定などから、通常なら「メタ設定」とされるものが正式に設定として組み込まれているようである。
その他生徒
- ペケト…みさきの隣のクラスの生徒。ヘタレだが強敵を前にしてもうろたえない。中二病発症の危機にある。
- ワラキー(ワラキアの夜)…みさきのストーカーだが、勝てる要素が見当たらない。
- 上月澪…番外編のパーソナリティ。スケブにみさくら語が常備されており、たまに間違えて出してしまう。
- 天野美汐…番外編のパーソナリティ。感情の起伏が少なくボケもないと思ったら、最近脱いだ。
みさきの家族
- お母さん(ゲニ子)…川名レアス。水瀬秋子を更に超然とさせたような性格、という恐るべき母親。
- お父さん(グッドマン)…川名良夫。妻に頭が上がらないが、同時に威厳ある父親でもある。
- もこねぇ(藤原妹紅)…川名妹紅。みさきの姉であり大学生。現在は家族と離れて暮らしているようだ
- 槍野ランサー(ランサー)…もこねぇと同棲中の男。常識的だが過酷な夢を持つ。
性格には「みさきの家族」ではないが、みさきから「義兄さま」の称号を得たため便宜上ここに記載する
繭の家族
- 椎名言葉(桂言葉)…繭の母親。家族間が上手くいかないことに悩んでいたが…
- 椎名誠(伊藤誠)…繭の父親。戦闘力が無いヘタレだが、家族のために頑張って働いている。
この誠を見ていると原作の伊藤誠も環境さえまともであったなら、と思わずにはいられない。
町の人たち
元チンピラ
- アッシュ…スリ、だが悲しいぐらい弱い。みさきの母親と出会ったことで改心した。
- チャカ…アッシュの部下。あらゆる面でアッシュより強いのになぜか従っている。
- モブ(GGのザコ)…アッシュの部下で所謂「その他大勢」というやつ。
ネコ?
- カオス(ネコアルク・カオス)…自称ネコだがどう見てもネコに見えない。立場が弱い。
- ホワイト(白レン)…夢魔。丁寧な口調のドS。普段はただのネコ。
- レン・・・夢魔。原作と異なりめっちゃ喋るドS。普段はただのネコ。
関連動画
関連項目
- MUGEN
- MUGENストーリー
- MUGEN関連項目の一覧
- ONE~輝く季節へ~
- 泣きゲー