こんなこともあろうかととは、科学者が自らの存在意義を披露する際に使われる定型文であり、科学者なら一度は言ってみたい台詞である。
やばい!地球が大ピンチだ!というアニメにおいては、新兵器が次々と登場するものである。そのような時の定型句がこれ。
科学者や発明家、技術者と言ったキャラクターは、新しい兵器や道具を開発、製作したり、既存の技術に改良を施したりして活躍する事が多い。しかしそういった作業は一朝一夕で出来るものではない為、いざという時に活躍するためには、前もって入念に準備しておく必要がある。つまり彼らは、様々な事態に備え、常日頃から準備、対策を「こんなこともあろうか」と行っており、それが発揮されるのが、「こんなこともあろうかと」と言うシーンなのである。
しかし、そういった前準備が描写されない場合、「こんなこともあろうかと」と言う言葉だけで危機を打開する新アイテムが登場するように見えてしまい、場合によってはご都合主義っぽく感じてしまう事も多い。まぁ大概脇役である科学者や発明家にそんな描写が割かれる事は稀だし、上手くやらないと伏線がバレてしまうので中々難しいのだが。
初出は「宇宙戦艦ヤマト」の真田志郎であるとされており、真田の名言のひとつとされている。もっとも、wikipediaによれば、漫画版で1回と続編で1回しか言っていないらしい。思い込みって怖いね!
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最終更新:2025/12/07(日) 00:00
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