はだかの王様とは (ハダカノオウサマとは) [単語記事]

『はだかの王様〜シブトクつよく〜』（-おうさま～しぶとく-）は、SMAPの21枚目のシングル曲。1996年 5月5日に発売。発売元はビクターエンターテインメント。

概要

森且行が参加した最後の作品である。

「はだかの王様〜シブトクつよく〜」は日本テレビ系「劇空間プロ野球'96」テーマソング。

「はだかの王様〜シブトクつよく〜」は1996年8月12日発売の『SMAP 009』（アルバムバージョン）、2001年 3月23日発売の『Smap Vest』、2005年 7月27日発売『SAMPLE BANG!』のKAIZOKU BANG!(SPACE COWBOY REMIX)に収録されている。

カップリング曲の「急がば回れ」はアルバム未収録。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

「はだかの王様」犯行予告説

この曲の歌詞には、「はだかのままがホントに気持ち良いんです」という公然わいせつを助長する様な文句や、
「急に皆に責められてなんかヤバい状態だね」「女の子とチャラチャラしてそんなツケが回った感じ」という逮捕を暗示するようなフレーズが多数含まれていた。

そして2009年4月23日に、SMAPのメンバーである草彅剛が、深夜の公園で全裸になり暴れ、公然わいせつ罪で逮捕されるという事件が起こる。
これにより、1996年に発表されたこの歌がにわかに注目され、「予言ソング」「13年越しのフラグ回収」「有言実行」といった評価が成されるようになった。

歌詞検証

「これくらいのズルならいいか　なんてやって　すっかりバレて
　急にみんなに責められて　なんかやばい状態だね」

　　　・犯行時の心境や、逮捕後の境遇を思わせる歌詞。
　　　容疑者は軽い気持ちで全裸になっていたところを逮捕されてしまい（＝すっかりバレて）、社会的にやばい状態である

「反省なんか　一応してみせるけど　心の中じゃ　真っ赤な舌を出してさ」

　　　・草彅容疑者は逮捕後は従順に取り調べに応じており、所属事務所からも謝罪コメントが出されているが、本人の心境は如何なるものだろうか。

「いまは　janjan...　シブトクつよく　生きてゆきましょう
　janjan...　まだまだ甘っちょろくて　はだかの王様なんです」

　　　・自身の未熟さを振り返るとともに、まだまだシブトクつよく生きてゆこうとする、更正を予見させる歌詞。
　　　釈放後も積極的な芸能活動を期待したい。

「昼過ぎまで眠っていた　いいかげんにバイトもしてた
　女の子とチャラチャラして　そんなツケが回ったカンジ･･･」

　　　・逮捕に至るまでの、怠惰な生活を描いているように思える。
　　　ちなみに容疑者は犯行直前まで女性と飲食店で食事をしていたとの報道があり、その関連も伺える。

「文句を言って　気が済むならさあどうぞ　忘れてくれる　時期をただ待ってます」

　　　・逮捕後に、関連企業やスポンサーなどから殺到した批判コメントに対するメッセージ。
　　　「最低の人間だ、絶対に許さない」と容疑者を批判する鳩山邦夫総務大臣が聞いたら何と思うだろうか。

「だから　janjan...　ずっと　未熟者でも　ご容赦ください
　janjan...　それでも　はだかのままが　ホントに気持ちいいんです」

　　　・まさに犯行中の容疑者の心情を率直に歌い表した一節。
　　　裸体の開放感とそれに伴う罪悪感を、そのまま書き下ろした当意即妙な歌詞である。

「態度はデカい　でも気は小さかったりで　個人としては　結構いい奴なんです　oh yeah」

　　　・社会的信頼を失いかけている容疑者を、SMAPのメンバーは心の中できっと擁護しているに違いない。

「だけど　janjan...　きっと　懲りないんです　ご容赦ください
　janjan...　今度は　バレないように　うまくいったら　oh yeah
　janjan...　ちゃんとシブトクつよく　明るくいきましょう
　janjan...　まだまだ　オシリの青い　ハダカの王様なんです」

　　無料歌詞検索サービスUta-Net　SMAP-歌詞-はだかの王様　～シブトクつよく～　より引用

　　　・曲のラストサビであり、この事件の総括。
　　　どうやら結局のところあまり反省していないような歌詞ではあるが、当人はしっかりと反省をしているようだ。
　　　容疑者の今後の活動に期待しよう。