はんだごては、はんだと接合部分を加熱するための工具。
金属製のペン先形状の先端部に、プラスチック製の持ち手がついた工具、半田ごて、半田鏝と書く。
電子製品の基盤において、電気で熱したはんだごての先端部をはんだに接触させ、はんだを溶かしながら細かいパーツを取り付ける際などに用いられる。
AC電源式、電池式、ガス式など種類も豊富で、各メーカーから多様な展開がされている。
はんだ付けをするときに発生する煙は、「ヤニ入りはんだ」と言う、はんだをしっかりくっつけるための「フラックス(ヤニ)」と呼ばれる薬品が働いているから。
はんだの周りに残る茶色っぽいものは、フラックスの働いた跡で、こて先が黒ずむのは酸化物が付着した状態であるから。
こて先をスポンジになでつけ黒ずみを落とすなど、こまめな清掃が必要である。
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最終更新:2025/12/12(金) 14:00
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