ぷよぷよフィーバー

ぷよぷよフィーバーとは、旧コンパイル社からぷよぷよの版権を得たSEGAがいくつかの新ルールを追加して作ったた、今までのぷよぷよとは少し趣きの違ったゲームである。
なお、この項ではぷよぷよとぷよぷよフィーバーを明確に区別する時は「旧ぷよぷよ」「フィーバー」と表現する。

概要

ぷよぷよは元々は（株）コンパイルが、同社が発売していた「魔導物語」に出てきたキャラクターをベースにして開発・販売を行っていたが、1998年のコンパイルの和議(現在の民事再生法）の適用に伴い、「ぷよぷよに出てくる魔導物語のキャラクタ」及び「ぷよぷよ」の版権をＳＥＧＡに売却した。（現在のコンパイルはD4の傘下である）

その後ＳＥＧＡは、従来のぷよぷよから「魔導物語」色を消すべく、キャラクターとゲームシステムに大きく変更を加えた「ぷよぷよフィーバー」を発表、現在に至る。

主人公の名前はアミティである。

旧ぷよぷよとの主な違い

• キャラがほぼ完全に新キャラクターであり、「魔導物語」のうち登場するのは主人公であったアルルと、そのお供として登場していたカーバンクルのみ。ただし、後に発表された「ぷよぷよ！」という作品ではこの二名の他、いくつかのキャラが登場する。
• ストーリーも「魔導物語」を踏襲しなくなったため、全体的に設定・背景が薄くなった。
• グラフィックも大きく変わり、旧来のドットが濃い絵からパステルカラーの・・・なんというか、「軽い」絵柄になった。
• ルールも大きく変わり、中でも「3個以上のぷよが組みぷよとして出現する点」「4列目に積み上がってもばたんきゅーになる点」「フィーバーモードの追加」が非常に大きい。

このようにさまざまな部分が改変され、特に「魔導物語」分をほとんど消してしまったことから旧作ファンは痛烈に批判を加えているが、現在ではフィーバーに移行して年月が経った事もあり、フィーバーシリーズも「そういうものだ」として多くのファンから一定の支持を得ているようである。

しかし、今なお投稿された動画の中ではフィーバーに対して否定的なコメントも多く見られるのも事実であり、この傾向は当分続くと思われる。（プレイ動画全般および、フィーバーキャラのみまたは魔導キャラのみが登場するMAD系・キャラクター系動画ではほとんど見られないが、フィーバーキャラと魔導キャラが混在して登場するMAD系・キャラクター系動画において顕著である）。

筆者的には「魔導物語」の新作が途絶した事が惜しい・・・。

ニコニコにおけるフィーバー

ニコニコではぷよぷよの項でも述べられているように差し替えが中心である。
やはりここでは詳しく解説しないので差し替えの項を参照にしてほしい。

この他無数にある連鎖ボイスがＭＡＤに使いやすいようで、ランキングでも時々見受けられる。
もちろん上級者同士による対戦や形の良い連鎖の紹介など、プレイ動画も数多く存在する。

関連動画

関連コミュニティ

関連商品

関連項目

• ぷよぷよ
• ぷよぷよ差し替え
• アミティ
  
• ぷよぷよフィーバーシリーズの登場キャラクター一覧